盛山正仁先生の新著「ユニバーサル社会を目指して」は、ユニバーサル社会の実現に向けた諸施策の総合的かつ一体的な推進に関する法律の解説書です
投稿No:8810
盛山正仁先生ご来社 新著「ユニバーサル社会を目指して」は、ユニバーサル社会の実現に向けた諸施策の総合的かつ一体的な推進に関する法律の解説書です
新著「ユニバーサル社会を目指して」を盛山正仁は上梓されました
盛山正仁衆議院議員が、お忙しい中、
上梓されたばかりのご自身の新著を携えてご来社くださいました。
価格は4950円です。私も購入させていただきました。
全ての人が暮らしやすく生きやすい社会をどう構築していくか、
今回の世界的な新型コロナウィルス感染症の蔓延により、
世界中がさまざまな対策に追われ、変化を求められています。
国を挙げた行事も延期や中止を余儀なくされ、
大きな岐路に立たされています。
「ユニバーサル」とは、「普遍的な」「一般的な」「世界的な」とか
「世界共通」などの意味があります。
全ての人が暮らしやすく生きやすい社会をどう構築していくか、ということは、
コロナ禍の今、国の重要な課題のひとつと言えると思います。
参考資料
ユニバーサル社会の実現に向けた諸施策の総合的かつ一体的な推進に関する法律
「ユニバーサル社会を目指して」 推薦人
石破 茂 ユニバーサル社会推進議員連盟会長
江藤晟一 内閣府特命担当
赤羽一嘉 国土交通大臣
「ユニバーサル社会を目指して」概要
第1章 世界の障害者施策・バリアフリーの進展
第2章 我が国の障害者施策・バリアフリーの進展
第3章 バリアフリー法改正、ユニバーサル社会推進法
第4章 ユニバーサル社会を目指して
第5章 対談
①日本身体障害者団体連合会 阿部一彦会長
②日本視覚障害者団体連合 竹下義樹会長
③全日本ろうあ連盟 石野富志三郎理事長
④全国脊髄損傷者連合会 大濱眞代表理事
⑤NPO法人DPI日本会議 佐藤聡事務局長
⑥全国社会福祉協議会、全国老人クラブ連合会 清家篤会長
⑦元衆議院議員、自由民主党総裁 谷垣禎一
⑧(株)ミライロ 垣内俊哉代表取締役社長
新著「ユニバーサル社会を目指して」ご挨拶文
「本年1月30日に世界保健機関(WHO)は
新型コロナウィルス感染症に対し「世界的な緊急事態」を宣言し、
我が国でも4月7日に緊急事態宣言が発令されました。
国民の皆様、医療関係者の皆様のご協力によって、
国内ではピークが過ぎてきましたが、「withコロナ」として、
未知の感染症との戦いに常に備える必要があると感じさせられました。
さて、上梓したばかりの『ユニバーサル社会を目指して』をお手元にお届け致します。
運輸省の消費者行政課長として
駅のバリアフリー化助成制度を創設した平成10(1998)年には、
東京駅の新幹線ホームにすらエレベーターがなかったのですが、
この20年程の間に、駅にエレベーターやエスカレーターがあってあたり前という程にまで、
バリアフリーは進展してきました。
また、残念ながら、新型コロナ感染症で日本のみならず世界中が大きな影響を被っているため、
東京オリンピック・パラリンピックは1年延期になりましたが、
このオリパラをきっかけにして日本のバリアフリー化が加速化されました。
本書は、一昨年12月に制定した
「ユニバーサル社会の実現に向けた諸施策の総合的かつ一体的な推進に関する法律
(平成30年法律第100号)」(ユニバーサル社会推進法)の解説を中心にして、
私が取り組んで参りましたバリアフリー、
ユニバーサル社会の実現を目指す取り組み等についての解説書です。
この2年間に5本の新法、法改正がなされるというように、
ユニバーサル社会を目指す大きな動きが実現していますが、
それでも、情報のバリアフリー化等、
これからも取り組まなければならない課題が残されています。
その中でも、交通バリアフリー法を検討していた当時から問題提起され、
今なお大きな課題として残されている最大の課題が「心のバリアフリー」です。
ユニバーサル社会の実現に向けての現状と課題について、
本書によって少しでもご理解が深まることを願っております。
新型コロナウィルス感染症対策と日本経済の再生、
そして障害をお持ちの方にとってもお持ちでない方にとっても、
誰にとっても暮らしやすい社会の実現を目指して全力を尽くして参りますので、
今後とも、ご指導を賜りたく存じます。
皆様におかれましても、くれぐれも御身御自愛下さい。
衆議院議院運営委員会理事
自由民主党国会対策副委員長
衆議院議員 盛山正仁
2020年11月 日(土)