パッションフルーツゼリー作りを目指して パッションフルーツ育成中
投稿No:8664
パッションフルーツ育成中
パッションフルーツの花の受粉作業
6月からはパッションフルーツの花が咲き始めました。
花は時計草とも呼ばれる花です。
花が咲くと、直ぐに人工授粉をすれば、
数日後には丸い果実が芽を出します。
受粉の方法は、雄しべの花粉を指で触り、
めしべに付けてやれば完了です。
受粉させなければ、花はつぼみのまま落下します。
雨の日や、会社へ出勤する日には、受粉が出来ていなくて、
沢山のパッションフルーツのつぼみが、落下していて残念です。
パッションフルーツの特徴
パッションフルーツはつる性の多年草で、
時計の文字盤を思わせるきれいな花が咲きます。
果実は、タネを包む半透明の仮種皮がゼリー状で甘酸っぱく、
タネも食べられます。
β‐カロテンが豊富で、
血流をよくする効果があるといわれるナイアシンも含まれます。
果実がついている間はよく水を吸うので、水切れには十分注意です。
温度が高すぎると、果実が落下してしまうことがあるので、
できるだけ涼しい場所に置くようにします。
花の咲く時間は朝10時ころ
花が咲くのは、朝10時ころなので、
花が咲いたらすぐに指で受粉させます。
とてもたくさんの花が咲くようになりました。
フェンスに沿って、蔦が伸びていて、
花が咲くのは、若いツルの先端部分です。
蔦が重なり合って伸びているので、隠れたところにも花が咲いています。
隠れた花を見つけて、受粉させていきます。
奥さんと私が相互確認をしながら、受粉漏れを防いでいます。
皆の好きな、パッションフルーツゼリーを目指します。
パッションフルーツの食べ方
パッションフルーツを初めて見たのは、沖縄です。
沖縄では各地でパッションフルーツの丸い実を販売してます。
初めて見る方は、パッションフルーツの食べ方が分からないかもしれません。
パッションフルーツは、リンゴやミカンのように
中身をかじって食べるものだと予想していると、その予想は外れます。
パッションフルーツは、果実を食べるところはほとんどありません。
固くて丸いパッションフルーツの実は、
噛んで食べられるような柔らかさではありません。
包丁で半分にカット
まず、包丁で真ん中を真っ二つに割ります。
実が開くと、中にはタネの周りに、
柔らかい果肉の粘膜のような組織が全体に広がっています。
この黄色い組織体が、パッションフルーツを利用出来る中心部分なのです。
パッションフルーツゼリーの果汁を集める
パッションフルーツを割ると、
スプーンを使ってタネと一緒に柔らかい組織体をえぐり取ります。
何個もパッションフルーツのタネを包んだ
果汁のような組織体をスプーンで集めると、
甘い柔らかい香りが周りを包んできます。
パッションフルーツの果汁は、とても魅惑的な匂いがします。
部屋に置いておくと、芳香剤の代わりになります。
果汁を漉しとる
えぐり取った中身を、ザルなどのこし器で種を避けて果汁だけを漉します。
かなり沢山のパッションフルーツを使うことになります。
300ccの原液に対して、2リットルのお湯で薄める
これがパッションフルーツゼリーの原液です。
このままだと濃いので、
300ccの原液に対して、2リットルほどのお湯で薄めます。
ゼリーに固めるためにゼリーの素クール
ゼリーに固めるために使うのは、ゼリーの素クールです。
これを使って、形をつくる容器に流し込めば、後は冷やす作業になります。
プラスチック容器へ流し込む
使うのは、使い捨てのプラスチック容器です。
小分けするために、小さい容器を選びます。
八分目くらいまでにゼリーの液を流し込みます。
固まるのを待って、冷蔵庫で冷やす
風通しの良いところに容器を並べて、風を当てて冷やします。
ここまでできれば、ほぼ完成です。
この後は固まるのを待って、その後冷蔵庫に入れて冷やします。
パッションフルーツゼリーの正しい作り方が出来ました。
暑い日に、冷たいパッションフルーツゼリーは大好評です。
冷凍すれば、パッションフルーツシャーベットなります。
しかも、冷凍すれば長持ちします。
是非、お家で作って見てください。
子供も、大人も、甘くて、美味しくて、病みつきになります。
2020年6月21日(日)