FRP塗装で防水 池の水漏れが止まらない さんご岩のメダカの池(3)
投稿No:8597
FRP塗装で防水した池の水漏れ メダカの池の水が減っている 珊瑚の池の水が減っている
メダカの池の水が減っている
玄関前をおしゃれにしようと、
琉球の珊瑚岩にソテツが生い茂っている周りに水を張り、
夏には睡蓮の花が咲いて、
メダカが群れになって泳ぐ池を作ってみました。
池の防水は、FRP塗装です。
FRPは「繊維強化プラスチック(Fiberglass Reinforced Plastics)」の略称です。
ガラス繊維などの補強材で強化したプラスチックのことです。
従来のコンクリート池の場合は、セメントのあく抜きが必要でした。
魚にとっては、無害になる迄あく抜きが必要です。
あく抜きは、数か月かかります。
FRPなら、あく抜き不要です。
珊瑚岩の周辺は、不正形な形状をしています。
少しでも、塗装が上手くいっていなければ、水漏れします。
池の水が減っていく どこから漏れているのか?
工務店の社長さんが、防水が出来たというので、
水を張ってみました。
水を張ってみれば、防水が出来ているかどうかは、検証できます。
防水工事の職人さんは、FRP塗装のために、
丁寧な基礎の作業をしていました。
これなら大丈夫と思いました。
見ていて、職人さんの仕事には、
無駄が無い事に感心します。
これが、プロの仕事だと納得です。
水道水を満タンまで注水して、
どの箇所が一番水位が低いか、
水の流れで確認しました。
水漏れしてるみたい
どうなるか、一晩おいてみました。
翌朝には、水位は下がっています。
僅かな水漏れなのか、
どこまで漏れるのか、数日経過観察です。
暫らく様子を見ていると、水はどんどん減ってきました。
これは、水漏れ箇所があります。
工務店の社長さんは、
施工した職人さんと一緒にやってきました。
どこから水漏れがしているのか、詳しく調べています。
どうやら、不正形な個所から水も手しているようです。
不正形な個所を、コンクリートで整形して、
FRP塗装がしやすいように形を変えることになりました。
さんごの岩を補強
珊瑚岩は傾かないように、加重がかかる場所には、
ブロックで補強することになりました。
コンクリートが渇けば、FRP塗装をします。
それまで、雨が降りませんように祈る気持ちです。
水漏れ補修工事は、小規模な補修で済んで良かったです。
サンゴ岩のソテツは根を張っていて、
ソテツの根が水に浸からないようにしないと、
根腐れをしてしまいます。
補強工事で、サンゴの池は、ほんの少し狭くなりました。
メダカは泳ぐスペースは狭くなります。
水漏れチェック
数日後、コンクリートにFRP塗装をして、
乾くとまた水を張ります。
今度は、うまくいくでしょうか?
数日間様子を見ても、水は減っていません。
今度は大丈夫のようです。
沖縄で採取したさんごも、一緒に入れてみました。
メダカには、絶好の隠れ場所になります。
ろ過装置は無いので、数日すると、
池の水は少しづつ濁ってきました。
アオコが繁殖しているようです。
諺に、『水清ければ魚棲まず』と言うように、
少し濁った方が魚には良いようです。
夏にスイレンの花が咲くように睡蓮の苗を買ってきて、池に入れました。
メダカが好む水草も入れました。
この先の課題は、アオコが繁殖して水が濁り、
めだかが見えなくなる問題です。
2020年4月15日(水)