ポン菓子で焼いた栗 丹波栗はポン菓子にするとおいしい 丹波ささやま味土里館
投稿No:8399
ポン菓子で焼いた栗 丹波栗はブランド 丹波ささやま味土里館
ポン菓子で焼いた栗
丹波篠山の味土里館へ行くと
丹波栗をポン菓子にして販売していました。
とても人気で、一袋1000円で、
飛ぶように売れていました。
丹波栗とは
丹波地域で採れる栗のことを
「丹波栗」と呼んでいます。
これは、大きく高品質な栗の代表として
全国的なブランドとなっています。
丹波栗は、日本書紀にも記載される位、
古い来歴をもつ食材で、
平安時代には、
実際の栽培も始まっていたとされています。
各地の藩主は丹波栗をこぞって
朝廷・幕府に献上、その粒が極めて大きく、
しかも美味であったことから、
やがて日本中にその名を馳せ、
美味しい栗の代名詞的存在になったそうです。
「丹波栗」というと、品種名のように聞こえますが、
あくまで大粒で美味しい栗を
一般に指す言葉であり、丹波地域の誇りです。
丹波栗の品種
実際の品種では、丹波出身の
「銀寄」が非常に食味がよいとされ「筑波」という品種は、
比較的良好な味に早生であるという長所をもちます。
その他にも、「長光寺」などの、
生産量は非常に少ないながら、
昔ながらの味を守り続ける品種も栽培されています。
栗の主成分はデンプンで、たんぱく質やビタミンB1、
ビタミンCの含有量も多いと言われています。
丹波に栗が栽培されたわけ
昔から丹波地域は山間の集落で、
広大な水田耕作には適していなかったため、
一定の保存がきき、
しかも栄養価の高い栗という
食べ物を重宝したと考えられています。
お米の代用です。
丹波栗(たんばぐり)は、主に日本の旧丹波国、
現在の京都府から兵庫県にわたる
丹波地方で育つ和栗の総称ということになります。
丹波栗のルーツ
一般に、大果系の立派な和栗で知られています。
また、は異なる用法で
丹波地方で生産される栗の代表品種である
「銀寄」が「丹波栗」と俗称されることもあります。
その銀寄の来歴には諸説があります。
江戸時代の宝暦三年(1753年)奥勘右衛門が現在の広島県から
摂津国歌垣村倉垣に持ち帰った栗の実の実生だとされ、
その後丹波地方で接木繁殖で
広く栽培されるようになったものと考えられています。
丹波栗が大粒なわけ
丹波栗に大きさの秘密は、
冬場の剪定作業にあります。
丹波地方は、栗作りに適した水はけの良い
里山の土壌に栽培されています。
栗の木が深く根を張れ、
朝晩の気温差が激しいお陰で糖分が増して
他県の栗には真似の出来ない甘味と、
ホクホク感を丹波栗が持つようになったようです。
丹波栗は冬の剪定作業の賜物
しかしこうした、土壌や気候条件だけなく、
産地の人の力の部分特に、
大粒で甘みのある栗を栽培するのには、
冬の剪定作業の技術が生育を大きく左右させます。
この剪定作業、栗の産地「丹波」では、
冬季にいろいろな所で剪定講習も開催されています。
このように生産者の冬の努力が大きな栗を生んでいます。
【出典:たんばる】
丹波栗は日本最大級とも言われるだけあり、
大きいものになると成人男性の手でも
3~4粒ほどしか乗らない物もあります。
長年にわたる丹波栗の栽培により
培われた剪定技術の工夫や発達、
栗農家の方の努力の結果によって
大きな丹波栗が収穫されています。
丹波栗の栄養効果
主成分は炭水化物なのですが、
普通の栗に比べてブドウ糖・ショ糖を
非常に多く含む為煮るだけで芳醇な甘みが味わえます。
その他にはビタミンB1・ビタミンCを多く含み
消化・吸収に優れている為、
近年では健康食品としても注目を集めています。
丹波栗というのは丹波地方でとれた栗の事を指すのですが、
特定の品種を指して限定しているわけでは無いようです。
丹波栗の生産高
主には「銀寄(ぎんよせ)」という品種が有名なのですが
他にも複数の種類の栗を総称している為
正確な数値ではありませんが、
年々生産量は大きく減少しています。
昭和54年前後は1600t以上収穫が報告されていました。
丹波栗は現在では実に60t程度
なのではないかという資料もあります。
いま市場に出回っている丹波栗が
どれほど希少価値が高いものかという事が分かります。
出典:やながわ9月29日(日)
ポン菓子で焼いた栗 おいしい栗は穀類膨張機(ポン菓子)で調理しています。
ポン菓子で焼いた栗を作っています
ポン菓子作りをしている方に、お聞きしました。
ポン菓子を仕事に選んだのは、定年が切っ掛けでした。
いつか来る定年。いつか独立したいという気持ちを持つ事が多く、
それでは、何を独立の仕事として選ぶか、考えてたのです。
実際に仕事をしていれば、
定年より前にこのしがらみから抜け出したいと思うこともあります。
必ずしも周りとの人間関係が上手くいっているとは限らず、
人間関係に悩んでいる時には、もうこんな仕事より、
何か商売を見つけて、独立したいなぁと考えたのです。
定年後の独立開業に繋がる、
ぽんぽん菓子を作る穀類膨張機の仕事に着目したのです。
丹波篠山の味土里館の広場では、お天気の良いときには、
車に穀類膨張機を積んで、味土里館の前でポン菓子の作成を請け負う、
ポン菓子屋さんがお店を開いています。
この方とは、これまで何度かお話を聞かせてもらっているので、顔馴染みになっています。
ポン菓子で焼いた栗 前回の様子です。
今日は、前日の雨が晴れて、篠山は良いお天気です。
味土里館(みどりかん)には、ポンポン菓子のおじさんが、
今日も露店をしていました。
ポン菓子の機械は、別名穀類膨張機と呼ばれています。
丹波篠山は、黒豆の美味しいところなので、ポン菓子の材料に、
お米に代わって、黒豆や丹波栗を使って、お菓子作りをお願いしている人もいます。
すべて受託生産なので、目の前に出来ているぽん菓子でも、
勝手に試食する事は出来ません。
出来たポン菓子を譲り受けることもできません。
そこで、今から、味土里館の中で、黒豆を買ってくるので、
これで、ポン菓子を作って貰えますか?と確認すると、
それなら良いですよということになりました。
ポン菓子の素材の黒豆は高かった
味土里館の中に入って、黒豆を探してみると、黒豆は意外な高値です。
200gの袋入り黒豆で、一袋1200円です。
ぽんぽん菓子を作るには、最低単位が1kgです。
そうなると、黒豆の材料費だけでも、6000円もかかります。
6000円もかけて、材料を持ち込んで、その上に加工費がかかります。
そうなると、駄菓子ではすまなくなってきます。
ポン菓子のおじさんの所に行って、
黒豆のぽん菓子作りは、委託を諦めたことを話しました。
ポン菓子を頼むひとはどんな人?
こんなに高価な黒豆をポン菓子にする注文主は、どんなひとでしょうか?
答えは、黒豆を栽培してる農家の方です。
販売に適さない古い黒豆、キズモノ、B級品を自家消費用として、
ポン菓子にして、食べているようです。
丹波栗もそうです。丹波栗1㎏なら2000円ぐらいです。
これで過去ブログは終了です。
丹波栗をおいしくする穀類膨張機(ポン菓子)
日本で、穀類膨張機を始めたのは、九州福岡の方だそうです。
味土里館の前で、穀類膨張機を使って、
ポンポン菓子を委託生産しているおじさんは、
もうキャリアが40年以上あるそうです。
このポンポン菓子屋に着目して、
これまで何人もの独立開業の相談を乗ってきたそうです。
ポンポン菓子の請負は、一回が2000円です。
ポン菓子にすると、美味しくなるのは丹波栗です。
一度にまとめて焼けるし、芯まで焼けて、甘さが違います。
材料の豆や、お米、ピーナッツは、依頼主の持ち込みですが、
味付けに使う砂糖や醤油も、依頼主が持ってくることになっています。
ポンポン菓子屋さんの負担は、穀類膨張機を加熱する燃料です。
昔は薪で、今はプロパンガスです。
砂糖と醤油の調整は、おじさんの仕事になります。
これで一日に10組以上、20組くらいの依頼があるそうです。
この方は、請負料を他のポンポン菓子屋さんの
半額の1000円に設定しているそうです。
なせ半額に出来るのかと言えば、
もう40年も穀類膨張機を使っているので、
制作費の減価償却は終わって、負担が軽いからです。
独立開業相談にこれまで、篠山市だけでも、
10人近くまで応援してきたそうです。
ポン菓子との組み合わせ
ポンポン菓子の場合は、季節性があります。
お天気にも左右されます。
最近は少子化で子供達が少なく、子供が、
お父さんお母さんにポン菓子が食べたいとおねだりしないと、
ポン菓子の注文は来ません。
話を聞いていて、この穀類膨張機は、
制作費はいくらくらいなのか尋ねると、およそ60万円です。
この穀類膨張機を運ぶ、軽トラックが必要です。
お店を出させてもらえる、
人が集まる大型施設との話し合いも必要です。
請負の賃仕事で、一日に三万円とか五万円にまで収入を高めるのは、
かなり難しいようです。
それなら、暑い夏や寒い冬の外出が止まる季節には、
農家の裏作のように、もう一つ、穀類膨張機と、
抱き合わせる仕事があれば、もっと安定するはずです。
その一つが、冬場の焼きいもです。
これなら、今使っている軽トラックで回る事ができます。
夏なら、移動ソフトクリームはどうでしょう?
ソフトクリームに、オリジナリティーのある味つけをして、
自分だけの味のソフトクリームを作ります。
問題は、保健所の許可です。
ソフトクリームを車内で製造する事について、
保健所は許可が厳しいようです。
それなら、クレープならどうでしょうか?
移動のクレープ販売です。このほかに、
移動式のたこ焼きもあります。明石焼きもあります。
味土里館の前の、ポンポン菓子屋のおじさんと、
こんな独立開業の話をしている内に、
仕掛けた穀類膨張機が、爆発の時間になってきました。
蓋を開けると、びっくりするような大きな音と共に、
真っ白い煙が出てきて、
この煙のように独立開業の話もこれで消えていきました。月14日(木)
ポン菓子で焼いた栗
定年前の仕事に ポン菓子の委託生産を選んで成功した事例
篠山の味土里館の広場で、
ポン菓子を委託生産しているおじさんと、またお会いできました。
何度もお話を聞いているので、顔馴染みになりました。
最近の景気はどうですか?と話かけていくと、
まぁぼちぼちですなという返事でした。
ポン菓子の機械を買って、独立を目指す人は何人もいたそうです。
しかし結果は長続きしていません。
ポン菓子の受託量は、一回2,000円が相場だそうですが、
このおじさんは、1回1,000円の手間賃を貰っています。
なぜ半値で請け負うのかは、このおじさんの考え方にあるはずです。
自分はポン菓子で儲けようと思っていないそうです。
ポン菓子の製造機を買って、ビジネスとは違って楽しんでいる人もいるそうです。
近所の子供を呼んで、無料で実演をして、子供達を楽しませるボランティアです。
こんなボランティア的な動機でポン菓子を始めた方は、
その内飽きてしまって、高い機械なのに、
ほとんど稼働しなくなるようです。
穀類膨張機に新しい依頼が増加中
最近の傾向では、丹波市では、
お米や豆をポン菓子にする依頼よりも、
篠山の名産、黒豆を膨張機で膨張させて、
その後、お茶にして飲む方は、沢山いるようです。
黒豆の値段はどんどん値上がりして、
昨年の秋は、1kgが
7,000円~8,000円まで高騰しています。
一升桝一杯の黒豆は、だいたい1.4kgなので、
一升は1万円から千円ほど高い材料費になります。
これを20分程膨張機で加熱して、爆発させ、
膨張した黒豆をさらにミキサーで粉末にして、
それを薬としてお茶代わりにして飲むのだそうです。
今日も黒豆のお茶作りの依頼が何件も来ていました。
黒豆が膨張させて爆発した後、
きなこのような香ばしい香りが発生します。
どんな症状に効くのか調べてみます。
穀類膨張機(ポン菓子)のマーケティング
一か所で固定していると、
顧客の獲得は難しいようです。
そこで、軽トラックに、膨張機一式を乗せて、
京都府、滋賀県の琵琶湖周辺、
福井県の方にまで、出張するそうです。
定期的に同じ場所を廻っていると、
各地に固定客も馴染み客もできるそうです。
多くのチャレンジャーが、穀物膨張機を購入して、
新しいビジネスに挑んでみても、
マーケティング思考が無ければ
長続きできる人はほんの僅かだという事を聞いて
、ビジネスは難しいなと改めて思いました。
黒豆の健康効果
1.メタボを改善する
黒豆に含まれるポリフェノールは
強い抗酸化作用を持っています。
黒豆由来のポリフェノールを摂取すると
中性脂肪値などが改善し、
メタボリックシンドロームの予防に役立つという
臨床試験の報告があります。
また、黒豆そのものを食べることで肥満改善効果や、
血糖値を改善するという報告もあるので、
煮出した後の黒豆も食べるのがお薦めです。
2.アルコール代謝をサポートする
黒豆に含まれるポリフェノールが血流を促進し、
肝臓のアルコール代謝をサポートします。
ほかにも、ビタミンB1がアルコールの分解を助ける。
「二日酔い予防にもてきめんに効く」(秋津院長)
3.血糖値を改善する
黒豆のアントシアニンは血流を促し、
肝臓での糖代謝などを促進する作用があると報告されています。
食前や食事中に飲んでおくことで血糖値の上昇が抑制され、
毎日飲み続けることで、
高い血糖値が改善されるという報告があります。
4.むくみを解消する
黒豆に含まれるアントシアニン系の成分、クロスミンやクロサンテミンが血流を促し、
腎機能を高め体の中の不要な水分を
排出する働きをサポートします。
また、微量ミネラルのカリウムが水分の排出を促し、
むくみの解消にもなります。
5.体を温める
漢方では昔から黒豆茶は、
むくみと冷えの解消に使われています。
血流が促され、手足の末端まで血液が行き届くようになります。
「冷え性の症状が改善され、
体全体が温まるようになる効果も十分期待できる」(秋津院長)
日経ヘルス記事出典 女性にやさしい黒豆茶 アンチエイジングと冷えに効果