早く大きくなれの願いを込めて U君の離乳食の始まりは、旧暦の節分の日、4月3日(土)の150日を越えた頃から始まりました。これからおいしい世界に入って行きます。
早く大きくなれの願いを込めて、今日は祝い膳を用意しました。
早く大きくなれと、インスタントラーメンなら、お湯をかけるところですが、祝い膳を作り、早く大きくなれの願いを込めて、新節を祝いました。 孫ブログ/松葉博雄の家族・好々爺日記
早く大きくなれと願いを込めて、家中で、これを食べたら直ぐ大きくなるような気持ちを込めて、お膳を用意しました。
昔の旧暦の表現で言えば、今日は節分の日です。旧暦で数えると、明日は立春になるので、具体的な季節感にはぴったりしていると感じます。
なにしろ、桜が咲いたとテレビでは報道されていても、まだ外に出れば寒く、道行く人もコートを着ていて、春が来たという実感が感じません。
でも、季節の分かれ目は、ほんの数日で大きく変わります。
寒いと思っていたその翌日には、寒い日の服装が暑苦しく感じ、舞台の幕が開いたように、一瞬にして春景色に変わります。
今日の節分の日は、ポカポカと暖かく、これなら花見に行きたくなります。
この日を待ちかねて、U君はお口を開けて、おまんまを待っています。
行事の上では、お食い初めはhttps://mazba.com/?p=7127およそ100日目に行いますが、100日目では、離乳食は始まりません。実際に、よだれがあふれ、大人が食べている口をじっと見つめて、よだれが流れてくるのは、満5ヶ月ぐらいです。
2010年4月3日のU君の事実上のお食い初めは、おかゆをうんと薄めて作った、上澄みをスプーンを使ってお口に運びます。
U君のお父さんが大好きな、沖縄産のバナナもお食い初めの一品に入っています。魚は、サワラの切り身に、芽を吹いたばかりの、山椒の若葉を乗せています。
味噌汁のお椀は、鯛の模様が付いた塗り物で、これからU君の毎日の食事には、お味噌汁が出てくると思います。
さて、U君にスプーンでおかゆの上澄みをお口に入れてみます。
「あーん」、「なんだこりゃ?」、「うーん、ミルクとはちょっと違うような、なにかなぁ?」、「ちょっと、飲み込むには心配だな」、「ここは思案のしどころだ」、と、まあまあ、こんな具合で進んでいます。ちょっとピッチが速かったのか、急ぎすぎたのか、飲み込む前に、お口からこぼれてしまいました。なにしろ、ミルクの味しか知らないもので、初めてのおもゆに、考え、考え、迷い、迷いながら、お口を慣らしています。事実上のお食い初めには、サワラの切り身がありますが、これはまだ無理なようで、少しずつ、少しずつ、慣らして、そのうち、いつの間にか、好きなものや、嫌いなものが出てきて、特に、あげてはいけないような食べ物が、大好きな食べ物になるかもしれません。
4月3日の旧暦の節分の暦のように、外の桜の花は、一気に咲き始めてきました。よく見れば、桜の木の頂上部分には、ヒヨドリが飛んできて、桜の花の蜜を吸っているのか、忙しそうに花をつついています。
U君も、今日を境に、少しずつミルクから離れ、おいしい世界に、和食、中華、洋食などの食文化の華を求めて、華から華へ、飛んでいくことと思います。
「あーん」、「なんだこりゃ?」、「うーん、ミルクとはちょっと違うような、なにかなぁ?」 | ||
ちょっとピッチが速かったのか、飲み込む前に、お口からこぼれてしまいました | ||
なにしろ、まだミルクの味しか知りません
2010年4月3日(土) |