近隣ツアー兵庫県丹波市へのドライブは、中国縦貫道から国道175号線を経由し、西脇市を通り、丹波市に向かいます
近隣ツアー丹波へ(1)
近隣ツアーは、丹波地区を目指して、ドライブをすることになりました。
7月の末は、カンカン照りのはずが、2009年のお天気は、やや異常気象です。
まだ、梅雨が明けていません。晴れたり曇ったり、分厚い雲が太陽を隠し、金環食も神戸地方では、雲間に隠れて見えませんでした。
これでは、農業に対する不作、凶作の心配が出てきます。
少しずつ野菜が値上がりしています。この農業の実態を確認するため、丹波地区に近隣ツアーを緊急企画しました。
中国縦貫道に入り、ひとつの迷いがあります。
舞鶴道に道を取るか、もっと中国道を走り、社インターで国道175号線を取るか、考えながらハンドルを握り、舞鶴道の分かれ道に来た時、瞬間の判断で、国道175号線の社インターを選びました。
国道175号線は、明石から福知山に至る国道です。
制限速度の範囲で、国道175号線をゆっくり北上して行くと、西脇市に入ります。
「道の駅 北はりまエコミュージアム」によって、農産物の展示即売を覗いてみます。
野菜や農産物の価格は、どうなっているのでしょうか?
あまり値上がりしている様子はありません。
小さいかぼちゃが100円、豆腐、味付きのいなりあげ、そうめんかぼちゃが200円です。
鯖寿司が1200円、これは、焼津港の焼き鯖を使っているそうです。
どんな味か、鯖寿司を買ってみました。開けてみないと分かりませんが、お頭付きの立派な鯖です。
この近くは、黒田庄があり、特産品として、海苔山椒、海苔椎茸、掛け醤油、黒大豆醤油、椎茸山椒などの瓶詰めがショーケースに並んでいます。
神戸商科大学大学院(兵庫県立大学)でマーケティングを学んだとき、兵庫県立ということで、兵庫県下の町興し、村おこしの相談が、商大の先生方に来ていたことがありました。
地元の商工会の人から見ると、大学の先生にお願いすれば、何でもうまくいくと思い、おらが村の特産品や名産を作ってもらうべと、相談を持ちかけていました。
現実は、山間部の地域で特産品と言えば、椎茸、大豆、乳製品にかたより、椎茸からは海苔椎茸、山椒椎茸、干し椎茸、大豆からは豆腐、醤油、味付け揚げ、お菓子の加工品、乳製品からは、チーズ、バターなど、だいたい同じものが出来てしまいます。
西脇市では、一時、ラーメンブームの時、西脇ラーメンがたいそうな賑わいになりました。西脇ラーメンの特徴は、甘さです。
この甘さが、調味料の砂糖やみりんで作っていません。
玉葱の持っている甘みを、秘伝の技でスープの甘さに持って行きます。スープ付きの西脇ラーメンは、4食入りで630円でした。
入り口に、EMぼかしを販売しています。EMぼかしは、沖縄の琉球大学の比嘉照男教授が発見したことで、有名です。
一袋300円で販売していました。3袋買って、肥料に使うことにします。
2009年7月30日(木)