岡山市の和食のお店「穂浪」で、瀬戸内海の夏の終わりの頃と、秋の初めの頃の食材を頂きました。
2008年残暑がまだ続く頃です。岡山県岡山市の「穂浪」に行きました。「穂浪」には、2007年7月に家族とオリエント美術館に行ったときや、10月に親戚と一緒に行ったことがあります。
法事の後に、縁者が集まって、「穂浪」で夏のお料理を頂きました。
夏料理の中に、秋を思わせる松茸料理がありました。これは、季節の先取りです。
「穂浪」への期待は、瀬戸内で取れるお魚料理です。
特に、新鮮な魚を早く調理する、お刺身が、楽しみです。
お皿を見れば、季節は秋のものを思わせるデザインです。
備前焼の焼き物も使われています。
創作料理は、考える人も大変だと思います。すぐに真似されます。
初めて、イチジクを天麩羅にして、あんかけしているお料理を食べた時は、感動しましたが、そのうち、だんだんと、真似が始まり、イチジクのお料理は、普通になってきました。
今日も、ビールは、アサヒスーパードライを選びました。ビールを飲みながら、和食を食べながら、法事にまつわるお話をして、2時間ぐらい掛けて、ゆっくりと頂きました。
お店の人の気遣いは、お客様の食事の進み具合を見て、料理を運んで来ることです。
和食は、少量で、多品目のお料理が出るのが希望です。大盛りご飯に、天麩羅が乗っているだけでは、1品でお腹が一杯になります。
それでは、多品目を楽しめないので、少しだけで、季節の食材のあれやこれやを料理長が包丁を捌いて、あっと驚く料理になると、また来たくなります。
最後のマスカットのデザートは、法事で使ったお供えのお下がりです。
一度、お供えしたお供物を、みんなで頂くことは、お下がりとして、食べた方が供養になるそうです。
暑い夏が終わり、これから、鈴虫の鳴く秋に入る、一歩手前の季節の終わりの頃、瀬戸内の食材を使った和食を頂き、美味しかったです。
縁者の皆様に、ご挨拶をして、「次の法事でお会いするまで、お元気でお過ごし下さい」と、お見送りしました。