神鋼病院で感じたことは、清潔な医療機関で、理念に患者満足を中心に置き、医療サービスを重視していることです
2008年8月下旬のことです。松葉博雄は、神鋼病院で精密検査を受けることになりました。
原因は、家の中でひっくり返って、頭と腰を打ったためで、後遺症がないか、確認する必要があります。
窓口では、来院者をサポートするために、エプロンを着けた、職員とは違った服を着たサポーターが、困っている人に対して、事務的な対応などを教えてくれています。
一つの出来事でも、受診する科目は、2つになりました。ひとつは、腰を打ったために腰痛が起きて、腰痛の具合を調べるための整形外科です。
もうひとつは、頭を打ったために、脳神経外科での検査です。
受付を済ませて、廊下を探しながら、最初の整形外科に行きます。
神鋼病院は、阪神淡路大震災で被災した後、建て替えたので、以前に比べると、すべてが入れ替わって、別の病院のような感じがします。
廊下の途中で、神鋼病院との提携医療機関を表示する表示板があったので、気になって止まって、松葉眼科があるかどうか、確認してみました。
ちゃんと松葉眼科医院はありました。
整形外科では、腰の具合を先生が調べ、外から診るだけでなく、首、背骨、腰などの一連の神経が繋がっている経路をレントゲンで確認することになりました。
担当医の先生の説明も親切でした。看護師の方や、医局のスタッフの方も分からないことは、親切に教えてくれました。
次に、脳神経外科で受付を済ませ、CT写真を撮ることになりました。レントゲン室の方に移動します。ここで、しばらく待って、順番に呼ばれるまで、周りを見てみると、細長い廊下に、何人もの方が、順番を待っていました。
CT撮影は、ベッドに寝転んで、身体が動かないように、ベルトで固定され、トンネルを通るように、ゆっくりとベッドが頭の方向から、撮影機の中に移動していきます。
レントゲン技師の方は、ひとつひとつの検査の動作について、分かりやすく案内してくれます。
CT撮影が終わると、また、脳神経外科に戻り、担当医の先生が、CTを診て、説明をして頂きました。
二つの科目を受診した頃には、すでに12時をまわり、ロビーには、診察が終わって、支払いを待っている方が多くいました。
ロビーでは、無人のピアノが曲を奏でていて、ゆったりとした音楽が流れています。
支払いの方法は、自動精算機で支払いをします。窓口では、現金に触れません。
待っている間、病院の中庭を見れば、沖縄で見たような花が咲いています。
近くに寄って、写真に写してみました。
朝顔が、綺麗に咲いていますが、これは、模造品です。遠くから見てみると、本物の朝顔に見えましたが、触ってみると、模造品でした。
中庭は、植木が植えられ、廊下から、季節の花が心を癒すように、植えられています。
気持ちが落ち込んだ時、綺麗な花を見ると、癒されるはずです。
支払いをする前に、時間調整のために、神鋼病院の食堂で、お昼を頂きます。
席が一杯で、しばらく腰が痛いのを我慢して立っていると、気を利かせた職員の方が、普段は病院の職員用の席を用意してくれました。
ラーメンとカレーのセットと、シメジの炊き込みご飯と焼き魚のセットを松葉博雄と奥さんで頂きました。
怪我や事故は、いつ起きるか分かりません。
医療機関が近くにあり、家族が看病してくれる場所であれば、不幸中の幸いです。
誰もいないところで、医療機関と離れたところで、もし、大けがや、人身事故に出会ったときには、どうなるのだろうかと、普段、考えもしないことを考えながら、お昼ご飯を頂きました。
この後、しばらく静養をするように、二人の先生から診察の時にアドバイスがありました。
先生のアドバイスに沿って、しばらく大人しくしておきます。