「みはらし温泉」の源泉は、地下2000メートルから吹き出す海水のような辛い温水です
夜が明けて、周りが明るくなったときに、「みはらし温泉」の窓から見ると、すぐ前に、とても立派なお屋敷があります。
従業員の方に、「あの家は、立派ですね」と話しかけてみると、「あの家は、みはらし温泉の会長のお家です」と、教えてくれました。
朝食も、海の見える部屋で、ゆっくりと頂きました。この温泉を当てるには、地下2000メートルも掘っています。
掘り当てるまで、「まだか、まだか」ときっと、心配だったと思います。
ホテルを出て、しばらく海沿いにドライブをし、着いたところが、竹原市の小さな街です。
車を止めて、しばらく瀬戸内海の小さな街を歩いてみました。
白壁と黒塀が多い町並みでした。少し歩いただけで、たくさん魚屋さんがあることに気が付きました。
魚屋さんの魚を見てみると、今朝獲れた新鮮な魚であることを知らされました。
あれもこれも買いたいのですが、ドライブ中で、外気も高く、30度を超えているので、焼いている穴子にしました。
お店の親父さんの勧めるのは、オコゼです。
鋭い針が付いたオコゼは、料理をするときも、慎重に針に刺されないように、注意が必要です。
この近くで獲れた小エビや、貝とか、小魚をどんどん勧めてくれますが、そんなに食べられるものでもなく、買いたい気持ちを抑えて、見るだけにしました。
車1台がやっと通り抜けれるぐらいの細い町並みを歩いて、何か変わった物を売っていないか、探して見ました。
100年は経っていそうな、昔風のお店を見つけました。山本呉服店です。
お店に入って、いろいろ探して見てみると、い草を使った草履を売っていたので、夏用の履き物として、買うことにしました。
日照りは暑く、長い時間、散歩できる気温ではありませんでした。
少しの時間、駆け抜けたような、散歩でしたが、郊外に広がるショッピングロードとは、異次元の昔の町並みを見つけました。
2008年7月3日(木)