「ひょうご講座」で、大阪府日中経済交流協会会長の原田修先生と兵庫県立大学経営学部教授の安室憲一先生の「日中ビジネスから江戸の世界へ」の講座を聴いてきました

神戸元町の兵庫県庁南側の兵庫県民会館で開催された、「ひょうご講座」に行ってきました。

ひょうご講座

兵庫県立大学経営学部教授の安室憲一先生担当されている「林住期のヒトビト・人生の黄金時代を楽しむ法」の第5回目の講義は、大阪府日中経済交流協会会長の原田修先生と、兵庫県立大学経営学部教授の安室憲一先生が、「日中ビジネスから江戸の世界へ」というタイトルで講義をされました。

ひょうご講座

会場は、兵庫県の県庁庁舎のすぐ側にある県民会館です。

ひょうご講座

県民会館に着いた時は、まだ夕日がビルの谷間に沈んでいく頃です。

ひょうご講座

講師の原田修先生のお話では、これまでのご自分の人生の歩みを経歴として、話してくれました。

ひょうご講座

日本と中国が、まだ国交回復をする前から、中国との貿易に携わり、文化大革命を経て、現在の日中平和友好条約30周年を迎える年となりました。

ひょうご講座

林住期とのつながりですが、人生を豊かにする黄金期を意識して、身近な地域の歴史から勉強するようになったそうです。

ひょうご講座

古文書は、慣れないと読めるものではないそうです。古文書を読めるようになれば、何が書いてあるかが分かり、そこから、江戸時代の一般社会人の生活が垣間見えるようになります。

ひょうご講座

ひとつの研究目的として、赤穂の塩が、中国山脈を越えて、鳥取へ運ばれていく「塩の道」があります。

この「塩の道」をたどれば、当時の商業や、生活の様子が、少しずつ明らかになり、今まで誰も手を付けていなかった研究分野を切り開ける楽しみが沸いてくるそうです。

最初は、日中の貿易の問題だけと思っていたら、次第に林住期の話題に移り、いつしか、自分の夢中になれる研究分野を切り開いていった様子が分かりました。

またひとつ、林住期の過ごし方を勉強できました。

2008年6月13日(金)