遠近両用のコンタクトについて:コンタクトのトラブル:NHK教育テレビで、コンタクト最新情報が放映されていました【その2】
遠近両用のコンタクトについて:NHK教育テレビの「きょうの健康」で、「トラブルを防ぐ!コンタクトレンズ最新情報」の放映がありました【その2】
遠近両用のコンタクトについてもNHK教育テレビの「きょうの健康」が詳しい事を放送していました。
3回目の放送内容は、「トラブルを防ぐ!コンタクトレンズ最新情報 特殊なレンズを使うとき」です。
特殊レンズとは、最初に遠くと近くを使い分ける遠近両用コンタクトレンズの説明から始まりました。
40代後半から、近くの小さな文字を見るとき、自然に見にくくなる年代に入ります。
俗に言う「老眼」の始まりです。
ハードレンズで、矯正するか、ソフトレンズで矯正するか、2つの場合の説明がありました。
しかし、遠近両用コンタクトレンズにも、足りないことがあります。
「度数が限られる」、「慣れない人もいる」、「遠くも近くもくっきり見たい人には向かない」という、指摘が前田直之教授からの解説がありました。
乱視について、見え方の特徴を、たくさんの線を引いた棒線に濃淡があるかどうかで、テレビを見ている人に分かりやすく説明されています。
乱視の矯正には、ハードレンズが向いていることが、説明されました。
ソフトレンズの場合は、トーリックレンズがあります。
特に、目の表面の角膜が、円錐形になっている状態を「円錐角膜」として、その特徴や矯正の方法について、説明がありました。
特殊な測定機器を使って、円錐角膜の方の目の形状を映像にとらえ、事例を説明して、円錐角膜がどのような状態であるかの説明がありました。
アルファベットのCと同じ形のランドルト環が、どのように見えているのかを画像で表示しています。
「きょうの健康」では、コンタクトレンズの様々な用途、障害予防、矯正方法について、画像と特殊撮影を使って、分かりやすく説明がありました。
さらに、視聴者には、相談窓口が用意されているので、どんな相談が寄せられるか、興味があります。
前田直之教授の注意は、おしゃれ用に雑品感覚で販売され、装用されているカラーコンタクトレンズについての注意で締めくくられました。
コンタクトレンズは、高度管理医療機器ですが、屈折を目的としない、度数なしのカラーコンタクトレンズは、高度管理医療機器に指定されていないことから、隠れた障害が心配されています。
コンタクトレンズを使っている方は、定期検査を受けることを強調されて、放送は終わりました。