焼き鳥屋さんのように上手に焼き鳥を焼くにはどうする?炭火焼きに挑戦

投稿No:7964

炭火焼きは難しい、火の回り具合、串と火の距離、置く場所など難しい。

炭火焼きで焼き鳥の皮を食べたい

休日の日に、今日は何をして過ごそうかと考えることがあります。

全日、頭の中に食べたものが思い浮かぶことがあります。

お告げのように、あれが食べたいと思い浮かぶのです。

今回は、炭火焼きで焼き鳥の皮を食べたいというお告げです。

スーパーマーケットで食材調達

奧さんと二人でスーパーマーケットの食品売り場に行って、鳥の皮を買ってきました。

炭火焼きをするのは、結構手間のかかることなので、炭火焼きをするなら、一緒にあれもこれも焼いておこうと、合理的な考えも出てきました。

そこで、鳥の皮以外に買ったのは、魚では明石鯛、ししゃも、たらこです。

鶏肉は皮だけでなく、ずり、手羽先、肝などを買いました。

一緒に焼いて食べたいなと思ったのは、豆腐の田楽です。

田楽が一番美味しいのは、5月の木の芽の芽がふく頃ですが、田楽味噌を買って、これを豆腐の上にかけて食べたら、きっと美味しいのではないかと思いました。

ちょうど鯛の特売をしていました。

30mくらいの鯛が、1300円です。

安いかわりに、鱗を剥がすとか、内臓を取り出すような下処理はしてくれません。

自分で鱗を剥がす事になりました。

温室で炭火焼きを始める

食材がそろったので、温室で炭火焼きを始めました。

温室で始めたのは、日陰があって直射日光に当たらずに済むからです。

大型扇風機で、温室の中に風を送っているので、炭火焼きの匂いは外に吹き飛ばされていました。

作業分担

私の担当は、炭火を起こすことと、鶏肉を串に刺す作業です。

これがなかなか難しくて、料理番組のようにうまくいきません。

鳥の皮を手にすると、指に鳥の脂がついて、串に鳥の皮を刺そうと思っても、手が滑って、自分の指を竹串で刺してしまいそうです。

なんとか竹の串に鳥の皮や、ずりや肝を刺して、炭火の上に乗せると、焼き鳥の開始です。

味付けは三つの味

味は塩と山椒と醤油甘だれと、三つの味を用意しました。

焼き方で味は変わる

焼き鳥屋さんの有名店では、焼き鳥の美味しさは、食材だけでなく、

炭火焼きのテクニックだと言っていました。

火の回り具合を目で確かめながら、こまめに串を移動させて、

火が一箇所に回り過ぎないように、細かく気を使うことです。

ところが、皮から出てくる鳥の脂が、炭火に垂れ落ちて、突然炎が燃え上がって、焼き鳥屋さんのような細かい串の移動が出来ていません。

焼き鳥屋さんの焼き方をテレビで見ていたときは、簡単そうに見えたものの、自分でやってみると、そう簡単には炭火焼きは出来ません。

強がりを言って、ひと月くらい毎日焼いていたら、きっと上手になると奧さんに話すと、こんな火の側の暑い仕事、とても1ヶ月ももちませんと言われました。

炭火焼きの根気が続かなくなり

段々めんどくさくなって、焼き鳥の作業は、おおざっぱになってきました。

串を並べて一本ずつ焼き具合を確かめて焼くような繊細な焼き方から、網の上に沢山鶏肉を並べて、一山まとめて一気に焼いてしまうという、荒っぽい焼き方になってしまいました。

私が炭火の加減に気を取られているうちに、鶏肉を串に刺す作業が止まってしまっていたので、奧さんが串刺しにする担当を代わってくれました。

会社のスタッフから頂いた、ピーマンです。

自宅のベランダで育てたピーマンなので、食べてみて下さいと言って頂いたピーマンなので、鳥と一緒に焼いて頂きました。

火に当たる焼き鳥の位置を変えながら

鳥と魚では、出る油が違うので、魚を焼くときには、網を変えました。

鯛を焼いたときは、鯛の皮が剥がれないように、上手に焼こうと思っていましたが、網に鯛の皮が焼き付いてしまい、裏返した時には、綺麗な鯛の皮が剥がれてしまいました。

これではいけないと思い、ししゃもを焼くときは、ししゃもの皮が剥がれないように、丁寧に焼きました。

真ん中におにぎりを置いて、おにぎりの周りをししゃもとたらこで取り囲んで焼いています。

炭火焼きの終わりの頃、やや火力が緩くなったときに、ししゃもを焼き始めたので、ししゃもは型崩れすることなく、綺麗に焼き上がりました。

冷凍して分食

これだけの食材を焼きながら食べきれないので、焼き上がった鶏肉と魚は、

大皿に盛りつけて、冷めるのを待ちます。

冷めた後は、小分けにして、サランラップで包んで保存箱に入れて、冷凍室で保存します。

冷凍室から取り出しては、加熱して、ちびちび頂く事にします。

まとめ

炭火焼で焼き鳥を作る料理はテレビなどで見てると簡単そうでも、

自分でやってみると難しいことが身に沁みました。

しかし、自分で作った炭火焼きの料理には愛着がわき、どれもが美味しく思えてくるから不思議でした。