神戸のラーメン もっこすラーメンの本社工場と、もっこす工場店に行って分かったことは。

ラーメン「もっこす」違法に長時間労働させたか 社長と会社書類送検

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神戸のラーメン もっこすラーメンの経営は、情報が少ないので情報公開が必要。

 

ラーメン店「もっこす」バイトに2枚のタイムカード 労働時間偽装か

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もっこすの店舗=2022年11月15日、

神戸市中央区楠町7丁目、小川聡仁撮影

注意 朝日新聞より転載

神戸のラーメン もっこすラーメン

神戸のラーメンと言えば、

もっこすラーメンがあります。

あちらこちらのお店で、

もっこすラーメンを食べた経験があります。

神戸のラーメンもっこすラーメンは

とんこつ系のラーメンです。

ラーメンの汁はやや少なめで、

チャーシューが6枚入っていて多い事が特徴です。

神戸のラーメン もっこすラーメンは資料不足

もっこすを調べてみると、

味やお店の評判は、ブログで紹介されています。

読んでみて分からなかったのは、

もっこすラーメンの経営者の資料です。

推理すれば、

もっこすは、『肥後もっこす』

と言うように、熊本地方の文化を感じます。

経営者が熊本県の出身の方かなと思いました。

もっこすは神戸の市街地を中心にして、

店舗展開を続けてきています。

こうなると、経営的な興味が湧いてきます。

知りたいことの一つは経営者の理念です。

もっこすの店舗を訪れても、

経営者や企業に関する情報は掲示していません。

神戸のラーメン もっこすラーメンの現地調査

そこで、本社に行けば何か分かるかも知れないと思い、

休みの日に神戸市灘区味泥町にある

もっこす本社と工場を訪れてみました。

もっこすの工場でもっこすのラーメンが食べられるか

心配していましたが、ちゃんと食べられました。

営業時間は他の店舗と違って、午後3時で終了です。

私と奧さんがお店に入って、

醤油ラーメンを注文したのが

今日最後のラーメンになりました。

この後来た方は、お店に入っても、

今日はラーメンのスープがなくなったので

終了ですと言われ、帰っていました。

店員の誰かに、もっこすの会社について、

お話しをして教えて貰いたいことがあったのですが、

皆さん忙しそうで、

もう閉店の準備に集中していました。

もっこす工場店の客席は僅かです。

単品メニューなので、

選ぶのは醤油か味噌だけです。

醤油・中華そば(800円)を2つ注文すると、

オーダーをとる店員の方が

チャーシュー麺にしなくていいですか?

と念押しがありました。

神戸のラーメン もっこすラーメンのチャーシュー

もっこすラーメンのチャーシューは、

ラーメン鉢の表面がチャーシューで埋まるほど、

沢山乗っているので有名です。

とてもチャーシューは食べきれないので、

中華そばで決まりです。

席の横には、もっこす工場店

(神戸・大石)についてのコメントが書いていました。

「製造工場併設ゆえ、カウンター奥の窓から作業風景も望める。

カウンターは10席のみ。

もちろん、こちらでは中華そば780円や焼き餃子250円を。

生パスタはこちらを含め、

【大倉山総本店】など、直営4店舗で販売中。

その他の持ち帰りの中華そば(2人前)800円も値打ち。」

と表示されていて、

会社のことは記載がありませんでした。

神戸のラーメン もっこすはネットでも情報不足

もっこすラーメンを食べながら考えたことは、

どうしてもっこすラーメンの

オーナー(経営者)に関する情報はインターネット上では

収集できないのだろうかと思いました。

例えば、人事募集の場合は、ネットの場合でも、

経営者の名前がほとんど出ます。

中には年間扱い高や、従業員の人数、

店舗数なども表示されています。

さらに、もっこす食品株式会社と、

もっこすフーズ株式会社の社名で検索しても、

ホームページにあたりません。

一般に、企業はホームページを使って、

積極的に自社の考えをユーザーに向けて発信していますが、

もっこす食品株式会社は、奥ゆかしいのか、

知られたくないのか、表示には消極的です。

神戸のラーメン もっこすラーメンの隆盛要因とは

奧さんと二人でもっこすラーメンを食べていると、

若いときと比べて、

年を取ると脂っこい味がお腹にもたれます。

若いときは、とんこつラーメンとごはんを一緒に食べて、

それでも物足りないと思う時代もありました。

もっこすラーメンは神戸で育って40年です。

それには、きっと何か発展する原因があるはずです。

それを知りたいのです。

基礎的なマーケティング分析を考えると、4Pです。

①Place(プレイス)とは流通を意味します。

どんな流通方法をとっているのか?

大倉山本店から始まるもっこすの店舗展開は、

神戸の中心を走る幹線道路沿いにあります。

いずれも駐車場を用意していて、車で来ても大丈夫です。

②Product(プロダクト)は製品の意味です。

もっこすラーメンは

商品を味噌と中華そばに単純化しています。

ラーメンのスープは、こってりとしたとんこつ味です。

味を自分自身で工夫するように、

にんにく、ニラのトッピングが出来ます。

チャーシューが6枚入って他店よりも多いのも特徴です。

③Price(プライス)は価格です。

ラーメンが800円なのは、やや高い感じがしますが、

これはチャーシューが6枚入っているので納得です。

④Promotion(プロモーション)は、販売活動です。

もっこすの店舗に行くと、

店舗にあまり改装費をかけていません。

大衆的なお店を演出しています。

広告活動はあまり見ません。

しかし、店舗は道路沿にあるので、

車は走っているとよく目立ちます。

ただし、工場店は目立つ場所ではありませんでした。

トッピングに無料サービスを工夫しています。

その一つはたくあんです。

この沢庵はなかなか美味しいので、

ラーメンが来る間に食べていても美味しかったです。

ニラと、にんにくも無料サービスです。

どちらもとんこつ味に良く合います。

神戸のラーメン もっこすの現地調査結果

奧さんと二人でマーケティングの調査員のように、

もっこす本社に来てみましたが、

情報にあまり売る物はありませんでした。

分かったことは

工場の中には以前、調べたうどんの学校で紹介されていた麺製造器が活用されていました。

工場の中には入れないので、

どこのメーカーかは確認出来ませんでした。

製麺機があれば、一日何千食でも製造は大丈夫です。

細麺や中麺・太麺は機械が選んでくれます。

神戸のラーメンもっこすラーメン研究はまだまだ謎だらけです。

2018年9月14日(金)

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