京都蕎麦料理「権太呂」の「京風うどんすき・権太呂なべ」を贈答で頂き、自宅で味わいました

のお休みの日は、外に出ることなく、家であるもので済ますことにしました。

ちょうど、贈答の時期なので、有名な京都のうどんすきがありました。元々、「うどんすき」の名前は、大阪の「美々卯」が、名づけたので、勝手に「うどんすき」を名乗ることを禁じていました。

白菜とカブラ

京都の蕎麦料理のお店「権太呂」の「京風うどんすき・権太呂なべ」を頂きました。「権太呂」は、京都の四条河原町の麸屋町通りに本店があり、平安神宮や美術館、京都会館の近くの岡崎店、金閣寺の近くの金閣寺店があります。

白菜とカブラ

京の台所「錦市場」で素材を仕入れ、毎朝、早朝から、うどんの麺を打ち、天然出汁は、たっぷり時間をかけて仕上げています。

白菜とカブラ

素材だけではなく、折を開けた瞬間の見た目は、とても美しく、輸送中に盛づれを起こさないように、丹念にぎっちりと詰め合わせています。

白菜とカブラ

入っている具材は、活車海老、白焼き穴子、竹の子、鶏肉、蛤、生麩、京湯葉、紅葉麩、蒲鉾、白板、椎茸、餅麩、人参、白菜、菊菜、レモン、山椒粉、だし汁、さし出汁、半生おうどん、お雑炊などで、お鍋のフルコースです。

白菜とカブラ

白菜とカブラ

「権太呂なべのおいしい召し上がり方・鍋奉行の手びき」というパンフレットが入っていました。中には、このお鍋はすべて自然の素材を用いて、愛情をこめて作っていること、お出汁や具材などの風味を壊さず、美味しく頂くためには、火加減、手順、食べごろなどのポイントをきちんとすることなどが、書かれています。

白菜とカブラ

出汁を鍋に入れて、火に掛けて、鶏肉、白菜などの野菜、餅麩、穴子を入れます。次に、蒲鉾、しんじょ、蛤、海老を入れて、蓋をして煮込みます。

白菜とカブラ

このときに、別鍋でおうどんを茹でておきます。

白菜とカブラ

再度、沸いてきたら、火力を弱めて、まず、お出しを頂きます。小鉢に取って、レモンを少しだけ入れて、鰹と昆布の風味を味わいます。

白菜とカブラ

続けて、残りの具材を足し入れながら、初めに入れた具材から食べていきます。

白菜とカブラ

残っている出汁を足し入れて、おうどんを入れて、火力を強めて蓋をします。再度沸いてきたら、火力を弱めて、おうどんと具材を頂きます。残ったお出汁は、それぞれの具材のうまみが溶け込んだ、美味しいお出汁になっているので、最後の一滴まで味わうために、お雑炊にします。

白菜とカブラ

今日の権太呂の夕食も、もし、京都で食べると、いったいいくらの値段でしょうか?きっと、一人1万円以上はかかると思います。大変、贅沢な夕食になりました。ご馳走様でした。

2007年11月29日(木)