明石海峡大橋を望む岩屋の高台に、僅かに残る満開の桜の木を見つけました。

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明石海峡大橋の眺望のためには、高い桜の木や、大きな木は伐採されています。

洲本市岩屋の高台からは、向こう側の明石・垂水・須磨の桜は遠くて見えません。

こちら側の岩屋の桜は、満開の時期を迎えています。

遠くまで花見に行くのも良いのですが、家の近くの桜も見て回りました。

桜の木は、注目されるのは桜の花が咲くときで、その後は存在が影に薄れています。

一年に一度、わずか10日間ほどの短い間、桜の木は花を咲かせることで皆さんからの注目を浴びています。

大きな試合で優秀な成績を上げた選手達、例えばオリンピックや世界選手権、高校野球などのように優れた成績を上げて、金・銀・洞のメダルを獲得して凱旋する選手のように、脚光を浴びるのは僅かな期間です。

松葉庵の近くを散歩してみると、普段隠れていた桜が、満開の花を咲かせて輝いています。

満開の桜の花を通して見る明石海峡大橋は、きらびやかな衣装を着て写真に収まる女性のように、とても美しく見えます。

近年この近くは、新築の一戸建てが立て続けに建設されてます。

どのお家も、北の方向に見える明石海峡大橋の方に出来るだけ大きな開口部を設けて景色中心の間取りをしているようです。

岩屋の町はかつての港町から明石海峡大橋が出来て依頼、通過町になってしまい、人口はどんどん減っているようです。

人が減ると花見客も少なくなるのか、明石海峡大橋が見える絶景地でも、お花見を楽しんでいる人は見当たりません。

高台を橋の見える高さで横移動をしてみましたが、桜の花はまばらに咲いていて、お花見スポットになるような桜の咲いている場所は、見つけられませんでした。

明石海峡大橋を見るのに、邪魔になるような、視界を遮るような大きな木はこの辺りには見当たりません。

宅地開発のために、沢山の木は切り倒され、その中に桜の木も混じっていたのかもしれません。

明石海峡大橋も満開の桜も、両方を望むことは無い物ねだりのようです。

2018年4月1日(日)