南あわじ市 八木の枝垂れ梅 三段に流れる滝のような 見事な枝垂れ

投稿No:7741

南あわじ市八木のしだれ梅は、3月3日のひな祭りのころが、例年見頃です。

自宅の梅は、もう八分咲きまで咲きそろっています。

こうなると、淡路島の八木のしだれ桜は、

そろそろ見頃のはずです。

昨年、少し早く八木の梅を見に行きました。

昨年の2月5日は早すぎて、蕾が固く、せっかくのしだれ梅を見る事は出来ませんでした。

今年は、3月1日にしだれ梅を見に行きました。

自宅の神戸の温度と、

淡路島の山間部の温度は違いがあるのか、

八木のしだれ梅は、開花が始まったばかりです。

2016年3月は、2月25日でも満開に近い開花でした。

歴史的な寒さだったことが梅の開花でも実証されました。

しだれ梅のそばに寄ってみると、

下の段には、綺麗な梅の花が咲いています。

下の段から咲き始め、少しずつ上に上がり、

上段が咲き始めるのは、

3月4日(日)頃ではないかと、

八木のしだれ桜の世話をしている人が教えてくれました。

平日に行ったので、見物の方も少なく、

ゆっくりと咲き始めの枝垂れ梅を鑑賞できました。

このお庭は、村上さんという方のお庭だそうです。

村上さんの座敷には、

春を迎えるひな人形が飾られて、

梅を見に来られた方が見えるように配慮されていました。

縁台の上には、段ボールの箱がいくつか置いていて、

箱の中には、猫が寝ていました。

この猫は、里親を求めている猫だそうです。

希望者には、この猫を連れて帰ってくださいと言われました。

こんな景色、どこかで見たことを思い出しました。

そうだ、これはマレーシア旅行に行ったときの思い出です。

マレーシア旅行で見た猫は、大道芸をする人の敷物の上に寝ていました。

あの猫は持ち帰ってほしかった猫なのか、

それとも人集めの為の猫なのか、

あるいは大道芸をしている人が飼っていた猫なのか、

言葉が通じなかったので確認はできませんでした。

花より団子というように、

八木の枝垂れ梅にも、

ぜんざいの販売がありました。

奥さんが注文すると、

注文を聞いてからお餅を焼いていました。

ぜんざいには塩昆布がついています。

甘いぜんざいに、

塩っ辛い塩昆布を抱き合わせるのは、

なかなかいい考えです。

お世話をしている人たちは、

みかんや味噌を販売していました。

この近くでとれたみかんと、

婦人会で作ったゆず味噌でした。

八木の枝垂れ梅が満開になると、

下の写真のような見事な美しさを見せてくれます。

あと数日で、上の写真のような満開が近づいてきます。

 

三寒四温といわれるように、

三月は温かくなったり寒くなったりの繰り返しです。

温かくなれば梅のつぼみは開花して、

寒くなれば開花が遅れます。

枝垂れ梅のすぐそばに、

クリスマスのモールに使う、

柊の大きな植木がありました。

柊の葉のところどころに、

赤い実がたくさん実っていました。

このコントラストが見事で、

奥さんが、このヒイラギの写真も紹介してねと注文がありました。

遠くからきてすぐ帰るのももったいなく、

かといってじっと見てるほど梅の花は咲いていないので、

30分ほど枝垂れ梅を見た後は帰ります。

八木の枝垂れ梅の、周辺の環境は、静寂な里山です。

もし、夏の日の夜にここに来れば、

きっと空には満天の星が輝いていると思います。

それほど、明りのないところです。

場所は、兵庫県南あわじ市八木馬回219 です。

広い無料の駐車場がありました。2018年3月1日(木)


←2017年:八木のしだれ梅

→2019年:八木のしだれ梅