旦那さんが手巻き海苔でご飯を作れば、主婦は手間もかからず、大助かりです。

毎日の献立を考えるのは、とても悩ましい問題です。旦那さんが食べたいものを言ってくれて、さらに自分で作ってくれると、主婦は大助かりです。

毎日毎日食事を用意する奧さんの役割は大変です。

何が大変かと言えば、まず旦那さんが喜んでくれる献立を考える事です。

何が食べたいのか、何を用意すれば旦那さんは喜んでくれるか、それは人の心の中にある事なので、外から窺い知る事は出来ません。

だったら何が食べたいのか、何を作ったら喜んでくれるのか、言ってくれたら助かるのです。

そこで私は、奧さんの重責を軽減する為に、これが食べたいと言いました。

それは、海苔を炙って、食材を巻いて食べる、巻き寿司とは言えない巻きご飯です。

そうと決まったら、手元にある食材を集めて、巻きご飯の準備をします。

絶対必要なのは、巻きご飯を巻く海苔と巻き簀です。

海苔は、淡路島で買ってきているので、手元にありました。

ご飯と一緒に巻く具材は、鮭がありました。

この場合の鮭は、出来たら中辛くらいの、やや辛めの鮭が良いのですが、今ある鮭は甘鮭でした。

鮭だけでは物足りないので、私が漬けた蕪漬けを一緒に巻くことにします。

蕪漬けの上にちりめんを乗せて、味付けに少しだけ醤油を垂らします。

醤油が多くなると、海苔を湿らせてしまうので、少しだけかけました。

海苔の上にご飯を広げて、鮭と蕪漬けを添えていきます。

これで準備完了です。

あとは、上手く巻けるかどうかは私の腕次第です。

巻き簀を使って、海苔を巻いていくとき、時々は指で締めていく必要があります。

締めていかないと、ご飯がばらけるのです。

ぐるぐるっと巻いて、広げてみると、上手く巻けています。

一緒に頂くのは、蟹の入った味噌汁です。

巻きご飯は、切らずに丸かじりの方法で頂きます。

テーブルコンロで炙った海苔の香りがして、とても美味しい巻き海苔ご飯が出来ました。

奧さんは、私が自分の食べたいものを言って、自分で巻いた巻き海苔ご飯が出来たので、手間がかからず助かっています。

そして私は、奧さんの分まで巻いて、巻き海苔ご飯を一緒に頂きました。

2018年1月11日(木)