アルミ温室の亜熱帯植物を残して沖縄に行きます。寒くなればエアコンが温かい風を送ってくれるはずです。
アルミ温室の暖房で守られた亜熱帯植物たちも、せっかく咲いた花が誰かに見て貰えなければ、きっと張り合いがないことだと思います。美人でも、美人だと言って貰えなければ輝きません。
アルミ温室にエアコン暖房をつけると、昨年の冬のように、温室の沖縄の植物は枯れることはないと思っています。
エアコンで温められて、植物達はどのように過ごしているでしょうか?
アルミ温室の中に入ってみると、エアコンが起動していました。
温度設定は、10度です。
10度以下になると、200ボルトの電力が、温かい風を送ってくるようになっています。
10度以下になるのは、日が沈んで、温室の中の放射冷却が始まった頃からです。
その頃は、私は温室にいないので、どんな風が吹いているかは分かりません。
あのバナナはどうなったでしょうか?
枯れないで、成長を続けています。
サイズはとても小さくて、これが食べられるようなバナナになるとは思えません。
でも嬉しいのです。
ブーゲンビリアの枝はどんどん伸びて、12月になっても花が咲いています。
自動散水は、4日に一度の設定に変えています。
昨年は、一日に一回、5分間散水を続けていました。
水を毎日蒔くと、水は夜になると冷えてきて、沖縄の植物たちを冷やしてしまいます。
一年目には、いろいろと失敗が続いていたので、二年目の今年はどうしたら越冬できるかを中心に考えて、散水も毎日早めて、4日に一度の設定に直しました。
アルミパイプで、トンネルの骨組みを作りました。
骨組みに沖縄の前兼久漁港で頂いてきた、もずくの養殖用の網を被せて、蔦類の枝が伸びやすいようにしています。
日中は太陽の光を遮ってしまうほど、蔦類は枝を伸ばし、葉を広げ、光を遮るようになってきました。
こうなると、トンネルの下に置いている鉢類には、光は届かなくなってきました。
鉢に植えているヘゴヤシの枝は、光が届いていないので、少し元気がありません。
お正月には沖縄に行くので、アルミ温室のお世話はできません。
暖房を設置して、4日に1度の散水をセットして、アルミ温室の中のビニール張りを降ろして、二重の暖房にしています。
これで、年を越せるでしょうか?
本格的な寒さは、1月と2月です。なんとか越冬して欲しいものです。