第37回神戸まつり(緑と海そして愛)のサンバパレード
今日は、神戸まつりのメインフェスティバルの日です。

ビルの14階にある、さんプラザコンタクトレンズの本社でも、サンバや太鼓の音が聞こえてきます。

今日は、三宮を中心にパレード、ステージ、マーケットイベントなどが開催されます。

11日(金)は、港の行事、KOBE合唱フェスティバルなどがあり、13日(日)は、ヨットレースやメリケンパークイベントなどがあります。

午後から、神戸まつりを見に行ってみました。

センター街を南側に出ると、三宮中央通りがあるのですが、そこに出るまでにも、大変多くの見物客がいました。

今日のメインイベントである「おまつりパレード」は、市役所前のフラワーロードから、三宮中央通りを経由して、大丸前まで続きます。

サンバはもちろん、ブラスバンド、太鼓、音楽隊、ヴィッセル神戸の選手など、いろいろなチームがパレードをします。

三宮中央通から京町筋に行くと、そこはサンバ一色のサンバストリートになっています。入り口のところには、陽気にサンバを踊っているような、バルーンの人形がありました。

「神戸まつり」は、1933(昭和8)年秋から行われていた「みなと祭り」が、1967(昭和42)年春から行われていた「神戸カーニバル」といっしょになって、1971(昭和46)年に「神戸まつり」になりました。
それからずっと、「神戸まつり」は5月に行われていましたが、震災のあと、1996(平成8)年からは、新しく祝日となった、7月20日の「海の日」を中心に開かれるようになりました。

ところが、「涼しい時期にしてほしい」との要望があり、2002(平成14)年からは、震災前と同じ5月の第3日曜日になりました。

神戸市役所の隣にある花時計が、第37回神戸まつりPRキャラクター「元気くん」になっていました。

フラワーロードでは、たくさんの人がパレードを見ています。

ワンちゃんを連れてきている人もいました。

「神戸まつり」といえば、やはり「神戸サンバチーム」です。

一際賑やかな歌と音楽が聞こえてきました。「ビバ」「サンバ」「コウベ」の三語だけで作られた「ビバ・サンバ」です。

「神戸サンバ」の歴史は、30数年前に遡るようです。元町でブラジルの船員が道に迷って困っていたときに、親切な青年(神戸サンバチームの代表)が船員を船まで送り届けました。

ブラジルの船員が、お礼にサンバを教えて、太鼓をプレゼントしたのが、きっかけだそうです。

小さい子供から大人まで、皆さん、笑顔いっぱいで踊っていました。

一人ひとり違う衣装が、とても可愛らしいです。

神戸まつりにたくさんの方が来ると、近くのセンター街も賑やかになります。

普段の週末よりも、より多くの方が歩いていました。

「神戸まつり」にちなんで、セールをしているお店もあります。もちろん、さんプラザコンタクトレンズの1階ケア用品店でも、現在「神戸まつりセール」を実施中です。

神戸まつりは、フラワーロードから鯉川筋の間で、いろいろな催し物があります。出店が出たり、いつもは店内で飲食をするお店が、オープンカフェになったり、神戸の町がとても賑やかになります。震災から12年、神戸の街は復興したように見えますが、まだまだ課題も多いです。それを忘れずに、もっともっと活気のある街になってほしいと思います。
2007年5月12日(土)