奥さんの誕生会は紫匂(しこう)のふぐ料理です。フグにあたったら、民間療法では、「土に埋める」と言われています。
奥さんの誕生会は紫匂(しこう)のふぐ料理です。
奥さんの誕生会は紫匂(しこう)のふぐ料理です。
夜、家族でお誕生日お祝いの食事会を行いました。
お店は、三宮と元町の間ぐらいにある、
JRの高架のすぐ山側にある、
「紫匂(しこう)」です。
今夜のメニューは、フグのコース料理で、
最初に、春を告げる白魚と菜の花のお料理から始まります。
伊万里焼の大皿に、
綺麗に並べられたフグのてっさは、
1枚1枚、皿から剥がすように、箸で取り出し、
細ネギを巻いて、食べると、よく合います。
フグ鍋は、身の部分よりも、骨や、筋に付いた、
ぐちゃぐちゃした方が、美味しくて、ほじくりながら、
しゃぶりながら、食べる方が、
お行儀は悪くても、美味しいのです。
天然フグと、養殖フグの漁獲量の差を知っていますか?
天然のフグは、
長崎県が1339トンで、トップです。
全国の16%の漁獲量です。
2位は福岡県で、
8%、3位は愛媛県の7%となっています。
一方、養殖フグは、長崎県が1635トンで、
全国の30%の漁獲量です。
2位は熊本県で28%、3位は愛媛県で44%です。
天然フグが、8329トンに対して、
養殖フグは5389トンとなっています。
一方、消費は、大阪が
全国の6割のフグを食べています。
大阪と言えば、フグですね。
そういえば、道頓堀を歩けば、
「ずぼらや」の看板が目を引きます。
これもちゃんと、数字で出ているのですね。
こんなフグに関する雑学を話しながら、
今夜のお誕生会は進んでいます。
美味しいフグは、細く切った皮が、
張りがあっていいですね。
昔、フグに中って、中毒症状を起こした時には、
土を掘って、首から上だけ出して、
土に体を埋めておけば、フグの毒が消える」と、
聞いていました。
本当でしょうか?これは、民間療法であり、
迷信でもあるので、信じないで下さい。
今夜は「紫匂」のフグコースで、
家族の楽しい団欒がありました。
飲んだお酒は、ビール、ひれ酒、
焼酎、ワイン、梅酒などが、
それぞれの好みの注文で、テーブルに出ていました。
松葉博雄は、ビールを主飲料にし、
少し、焼酎を頂きました。ご馳走様でした。
2007年2月16日(金)