石川火力発電所とブルービーチ演習場 第83回沖縄訪問(4)
石川火力発電所、石川フリーマーケット、崎山酒造の「松藤」、ブルービーチ演習場を周りました。
【沖縄のバレンタインデーは、チョコレートを頂き、粕汁を作り、ブルービーチの米軍演習を見ました その4】
山道を抜けて、うるま市の石川の方向に行きます。着いた所は、石川火力発電所の近くです。車から降りて、浜辺に出てみます。
浜辺には、蟹が砂を掘って、穴を住処にしています。穴のサイズを見れば、蟹のサイズが分かります。ことわざに、「蟹は、己の姿に似せて穴を掘る」とあります。グサッと来る言葉です。
火力発電所の近くをぐるぐる周って、隠れた道を探し、浜辺に出る道を探し当てました。
道が隠れているのは、入り組んだ小道で、周りにさとうきび畑が続き、道の特徴がないからです。
さとうきび畑では、今日は、何人かの人が畑に集まり、さとうきびをどんどん収穫しています。
さとうきびの切り方は、根っこから切り取るのではなくて、上と下に分けて、2回切りをしています。
松田光正さんの案内で、次に、酒造会社の松藤さんの工場に行きます。松藤さんは、有名な泡盛の会社です。「松藤」は、崎山酒造で造っています。
営業部主任の松田建徳さんの案内で、工場の中を見せていただきました。
工場の中を見せてもらいました。
那覇空港での販売用に、出荷が進んでいました。
「松藤」の名前の由来は、
二代目の崎山起松と藤子夫婦の2人の名前から、命名されたようです。
松葉博雄に応用してみれば、「雄緑」というのでしょうか?
北の方向に向かって、再びドライブです。道路沿いに、大きなテントを張って、フリーマーケットがありました。野菜がたくさん売られています。
大根、紅芋、みかんなどの農産物と並んで、生活用品が売られています。
ルイ・ヴィトンのようなバッグが、売られています。
沖縄の特徴である、恐ろしいハブの皮で出来たバッグと、ルイ・ヴィトンのようなバッグが並んでいると、なんとなく怪しく感じます。
フリーマーケットでは、買うものがなかったので、見るだけで終わり、アメリカ軍のキャンプのすぐ隣にある、ダイビングスポットに行きます。
海水は、とても透明で、綺麗です。
鉄条網を張った、キャンプのすぐ側に、ダイバーが来て、ダイビングをしています。
向こうに見えているのは、何度も行っている、海中道路がある、平安座島、宮城島、伊計島の島々です。浜比嘉島には、松葉りんりんとそっくりな、ロッキー君がいます。
石川火力発電所の周りは、味気のない工場地帯のような、冷たさがありましたが、それが、綺麗な海水を保っている原因のようです。
また、車に戻って、さらに、別の綺麗な浜辺に行きます。
松田光正さんの案内してくれた場所は、ブルービーチと言われる、米軍の演習場がある、あまり人が来ない、大変綺麗な環境にありました。
少し、浜辺を歩いてみます。
浜辺の向こうには、アメリカ軍の演習場があるので、これから歩いて、ブルービーチの演習場を見てきます。
沖縄の広い地域に、アメリカ軍のキャンプがあり、軍事演習をしています。
キャンプがあることは、沖縄県民にとっても、異論のあるところですが、自然保護だけの視点から見ると、海岸線は、民間の開発からは、隔離されています。
沖縄の海も海岸線も、工事をしていて、天然の砂浜が少なくなっています。
どこもかしこも、コンクリートで埋められています。その上を歩いていきます。
金武湾の岩は、海苔が付いて、潮 が引くと、岩に付いた海苔は、乾いて、それが黄金に輝いて見えます。
金武という、名前の由来は、ここから来ているのでしょうか?
2007年2月12日(月)