ディズニーのキャラクターが描かれているカレンダーを、我が社の担当者の橋村さんから頂きました。
2万人の応募者から採用された橋村さんの夢は、銀行の取引先のお役に立ちたいことと、ディズニーランドで結婚式をしたいということでした。
年末が近づいて来ました。取引先の銀行から、来年のカレンダーを差し上げたいので、お伺いして良いですか?という連絡を頂きました。
銀行の担当者は、橋村さんです。
持ってきて下さったのは、ディズニーのキャラクターが描かれている、子供受けする可愛らしいカレンダーです。
お電話にて、何部お持ちしましょうか?と必要な冊数を尋ねてくれたので、孫が4人居るので、4つお願いしました。
近くの銀行なので、10分程すると、橋村さんがカレンダーを持って会社訪問に来られました。
寒い中を急いで来てくれているので、奧さんは熱い珈琲とケーキを用意して、おもてなしをしました。
雑談をしたのは、ビジネスの新たな創造についてのお話です。
私の考えでは、銀行には沢山の取引先があります。
私達からは、どんな企業が取引先になっているのかは分かりません。
もちろん、企業の業務内容や、経営内容も分かりません。
しかし、男女の縁組みのように、この企業とあの企業を紹介し合えば、新しい事業創造の可能性があるのではないかと思っています。
沢山の企業が、新しい事業を展開したいと思っているかもしれません。
そんな場合に、意外に異業種同士の組み合わせで、新しい事業創造が生まれる可能性もあります。
例えば、京都のお茶の先生は、お茶のお稽古が終わった後の小さなケーキを用意して、稽古に来ているご婦人の皆さん方の楽しみを作ったそうです。
そのケーキを作ったのは、もちろんお茶の先生ではありません。
とある小さなケーキ屋さんです。
そのケーキ屋さんに、これまで販売していたケーキよりもうんと小さいサイズのケーキを数種類作って、稽古場に届けて貰うようにお願いしました。
お茶の稽古場は、あちらこちらに数カ所あるので、ケーキの量はかなり沢山必要になります。
お茶の稽古に来たご婦人方は、稽古の後の小さいサイズのケーキにすっかり魅了されました。
お茶の稽古より、稽古の後のケーキの方が楽しみになったくらいです。
これでケーキ屋さんは、沢山のお客を獲得することが出来ました。
ご婦人達からは、稽古の後に食べるケーキだけでなく、幅広い注文が来るようになりました。
お茶の先生はもう一つ、京都の和服を作る企業と提携して、お茶の稽古の場所に、和服以外の伝統工芸である京都の小物を作って、展示してもらいました。
これも、ご婦人の皆さんから好評で、これまでになかったニーズが生まれたそうです。
このように、まるで異業種の企業を、双方を知っている仲介の企業が紹介することによって、新しい事業創造が出来るという事例でした。
橋村さんはこの話を聞いて、私もそんな事業創造の役割が出来る様になったら嬉しいですという話になりました。
ところで、そろそろクリスマスが近くなります。
クリスマスは、誰かからのお誘いはあるのですか?と水を向けると、ちゃんと予定があるそうです。
将来の夢は、銀行で融資先の企業のお役に立ちたいという希望と、結婚式はディズニーランドを借り切って、賑やかな結婚式をしたいそうです。
2017年12月12日(火)