メニコン田中英成社長 メルスプランの安全哲学の講話 幹部社員と聴く
メニコン田中英成社長 メルスプランの安全哲学の講和 幹部社員と聴く メニコンの田中英成社長の健康のモットーは、①楽天的に考える ②怒らない ③禁煙に努める でした。
田中英成社長 メルスプランの安全哲学の講話
メニコンの田中英成社長が、我が社に来られました。
所用があり、その前に時間を作って立ち寄って頂きました。
田中英成社長にお会いした時、最初に、メニコンの株価が先日、ストップ高をつけて、上場来最高値を更新したことのお祝いを申し上げました。
私は、東証第一部の社長を務めたことはありませんが、メニコンの社長としては、株価が新高値をつけると、嬉しい事と、そうではないことの両面があるそうです。
嬉しい事は、会社と事業が社会的に評価された事です。
反面、手放しで喜べないことは、株価が新高値を付けてくると、個人投資家は、高値に釣られて、持ち株を手放す傾向があります。
個人の株主が、株式市場で株式を売却すれば、買い手は機関投資家が中心となってきます。
個人に代わって、機関投資家が株式を買って、株主の集中化が進むことになります。
東京証券取引所の第一部の条件に、株主が1,000人以上ということになっています。
個人株主が減って、機関投資家に株式が集中すれば、株主数は減少することになります。
もし、株主が1,000人以下になれば、第二部に指定変えになりかねません。
せっかく業績が良くても、個人株主が一時的な利益の確定に走れば、株主数が減少し、株主数が減少すれば、ペナルティを受けて、第二部に転落するのは、メニコン側に責任が及ぶ事になります。
経営者から見ると、不合理なペナルティです。
企業努力を重ねて、株価が業績を反映して、上昇したのに、利益確定を狙って、個人株主が売りにでるのです。
その責任が、企業努力をした経営者に及ぶのは、不合理だという論理です。
田中英成社長の健康管理
株価の話から、次は健康の話です。
同席した松葉眼科の院長から、田中英成社長へ、健康の秘訣についての質問がありました。
社長さんはどんな健康法を心掛けているのですか?という質問です。
社会的責任の大きい役職なので、田中英成社長の健康問題は、ご自分一人だけの問題ではありません。
田中英成社長の答えは、
①物事を楽天的に考えること
②怒らないこと
③タバコを吸わないこと
だそうです。そういえば、メニコンの社員の皆さんから、田中英成社長から叱られたという体験談は聞いた事がありません。
メニコンの定款の中に、禁煙への取り組みへのコンサルティングが入っています。
社員の皆さんにも、出勤時から始まって、帰宅時までの会社が労務災害に責任をもつ範囲内の時間中は、タバコを吸わないようにと、就業規則に定めているそうです。
取引先の担当者も、メニコンを訪問する場合、その一時間前からタバコを吸わないように、求めているそうです。
やはり、商談中にタバコの臭いが、体から出るからだそうです。
ある取引先が、それを無視して、タバコの臭いをぷんぷんさせて会社訪問をした時には、そのことを注意して、担当者の交代を求めることもあるそうです。
2020年の東京オリンピックパラリンピックを前に、飲食店や人の集まる場所での副流煙の防止について、自由民主党からの法案の骨子が示されています。
小さなお店ほど、他人の煙草の煙の害が健康を損なうのに、それを、150㎡以上のお店の広さについてのみ禁煙を求めるような法案です。
私もこの150㎡以上には疑問を感じます。
穿った見方をすれば、JT日本たばこ産業からの政治献金が影響しているのかとも思ってしまいます。
田中英成社長の安全哲学
せっかくの機会なので、我が社の男子幹部社員にも、田中英成社長の安全哲学に関するお話を聞かせてもらいました。
コンタクトレンズが高度管理医療機器であるにも関わらず、日用品や化粧品のように、販売と購入が、医療のルートから外れて、多くの眼障害を起こしている例が日本眼科医会からも報告されています。
厚生労働省医薬安全局からも、先日、カラコンとインターネット通販についての注意の通達が出たばかりです。
週刊文春と週刊新潮の二つの週刊誌からも、カラコンが危ないという記事が出ています。
田中英成社長 メルスプランの安全哲学の講話
田中英成社長の発案である「メルスプラン」は、コンタクトレンズを安全に、安心して使えるように、設計された販売システムです。
田中英成社長は、安全哲学の教祖とも言える存在なので、その教祖から、我が社の社員が安全哲学についての講話を聞く機会を頂いたのは大変ラッキーな事でした。
全ての社員の皆さんに、田中英成社長の講話を聞いてほしかったのですが、業務中だったため、全員の参加は出来ませんでしたが、田中英成社長の了解を頂いて、お話を録画させてもらいました。
本日田中英成社長から、安全哲学の話が直接聞けなかった社員の皆さんには、後からビデオ講話を聞いてもらうようにしています。
本日はご多忙の中、我が社に立ち寄って頂き、講話拝聴の機会を頂き、ありがとうございました。