メニコンは、株式分割を発表し、株価はストップ高を付け、6000円を超えています。
今日、11月14日(火)の東京市場では、メニコンが株価分割を発表し、株価は1000円近く上昇し、ストップ高をつけています。
衆議院総選挙が終わり、与党が300議席以上獲得して、安倍政権が一層安定したことで、東京証券取引所の株価も、上昇に弾みが付いています。
一時、日経平均株価2万円目前で、永らく停滞していましたが、ここに来て上昇に弾みが付いています。
この先株価はどうなるのか、強気もあれば、弱気もあります。
株式売買で利益を得ようとすれば、安いときに買って、高くなったら売る、この当たり前の事をすればいいのです。
ところが、株は不思議なもので、高くなったら欲しくなり、安くなったら見向きもしません。
アルミ温室の花を見ながら、この先株価はどのように変わっていくのか、考えています。
アルミ温室のバナナの生長を見ていると、小さな鉢で育てているバナナの木にも、苗から育てて、茎が伸びて、枝が張り、そしてとうとうバナナの花が咲いて、実がなっていく、一連の生長を、詳しく観察することが出来ました。
バナナの実は、少しずつ膨らんできています。
いくら膨らんでも、いつかは膨らみが止まり、やがては落下する時が来ます。
この自然の法則のように、株価も上昇すれば、いつかは下落する時が来ます。
昔から言われていることは、テレビや新聞、週刊誌などのマスコミで株価上昇が頻繁に取り上げられるようになり、とうとう買わなければ損と、およそ株式投資に向かない人までが、株式購入に走るようになったときは、天井と言われています。
週刊ポスト2017年11月24日号では、25年振りの株価上昇は、まだまだ挙がるのか、それとも暴落するのか、興味のあるキャッチフレーズを、大きな文字を使って広告しています。
将来のことが分かるとすれば、明日の天気予報と、近い将来の人口構成です。
ほとんどの事が、明日のことは分かりません。
そこで、いろいろ資料を集め、分析することで、明日を予想するのです。
例えば、アルミ温室を作ったとき、どんな苗を植えて、どのように温度管理をすれば、いつごろどんな花が咲くかはだいたい予測出来ます。
現在、日本の株価が好調なのは、アベノミクスに従って、日本銀行が政府の発行する国債を、ほとんど買い入れる事で、超金融緩和を継続していることです。
しかし、いつまでもこんな都合の良いことが続くわけがありません。
アメリカも、金融緩和の出口を求めて、少しずつ利上げを始めました。
日銀は株価を支える為に、市場介入し、官製相場を手伝っています。
いつかは、こんな事が続かないと思いつつも、実際に企業の業績が高まって、史上最高の収益を上げるようになれば、最初は官製相場であっても、業績相場に転換する可能性があります。
週刊ポストの予想のように、株価は上昇を続けるのか、それともいつか、これまで経験したように暴落が待っているのか、真剣に検討する時期に来ました。
段々と、加熱してきています。