バナナの実がつきました。淡路市大磯で屋外に植えているバナナの木に、小さな房が成長しています。

バナナの実が淡路市大磯の庭に実っています。近所の人も淡路でバナナが実っているので驚いています。

淡路市で、屋外なのにバナナが出来たと言えば、大抵は「そんなバナナ!」と言われます。

しかし本当に、庭の隅に植えているバナナの木に、花が咲いて実がなったのです。

これは驚きで、淡路の新聞社に電話して、取材に来て欲しいほど驚いています。

近所の人からも、松葉さんのお家にバナナがなっていると、驚いた様子で声をかけられます。

このバナナの木は、沖縄のヤンバルで、野山に生えていた苗を頂いて、淡路に植えた木です。

バナナの正式な名称は、ジャパニーズ・バナナです。

バナナの木は、夏に急成長して、高さは4mを越えました。

株も増えて、一本の苗木が、今では木の塊のように茂っています。

昨年の冬は、寒さの為に一旦枯れました。

しかし、根っこの部分が生きていて、5月になるとまた新しい葉が伸びてきて、夏頃には遠くから見ても、バナナの木が群生しているように見えてきました。

バナナの木が茂れば茂るほど、周りに植えていた植木は、日陰になって、生長が止まってしまいました。

ミカンの木は、すっかり生長が止まり、毎年実がついているミカンは、今年は収穫出来なくなってしまいました。

ミカンをとるか、バナナをとるか、難しい選択の判断です。

私としては、南国風なバナナの木が茂る方が嬉しいので、みかんの木には泣いてもらいました。

これだけのバナナが生長するには、肥やしは牛糞を買ってきて、沢山根元の周りに蒔きました。

牛糞の効果はゆっくり表れ、株は増え、枝は茂り、とうとう花が咲きました。

花が咲いて受粉すると、実になっていきます。

とっても小さな房なので、収穫出来るレベルではありません。

沖縄で育つバナナには、夏バナナと、冬バナナがあります。

夏バナナの場合は、暑い時に育つので、房も太くなります。

今回は夏から秋に移る頃のものなので、もう少し寒くなると、収穫前に枯れてしまうのではないかと心配しています。

しかし、これまで望んでも実らなかったバナナの実が、家の庭で出来たので、今年はこれで満足です。