職場は、自分自身のスキルを高める道場であると考えて下さい。社長は、このように話しました。

コンタクトレンズ販売は、秋になると閑散期になると思います。閑散期には何をしておくのか、取り組み結果によって、次の需要期の成果に差が出てきます。

さんプラザコンタクトレンズの本社機能は、センタープラザビル14Fにあります。

ここでは直接顧客と接することはありません。

14Fに来られるのは、仕入れ先やその他の取引先の方です。

今日は、後方部門のミーティングです。コンタクトレンズの販売では、10月に入ると閑散期になります。

現場でのお客様が減少すれば、それをサポートする後方部門も暇になってきます。

ミーティングのテーマは、閑散期に対する仕事の取り組みです。

お客様と接する現場では、閑散期には閑散期にしかできない仕事があります。

後方部門でも、後方部門でしか出来ない閑散期対策があります。

次の繁忙期は、12月の歳末の頃です。

賞与が出始め、街にクリスマスソングが流れる頃は、コンタクトレンズ販売もまた活気が出てきます。

このような閑散期の来る事は、私の47年の経験で、毎年繰り返してきたことです。

学生の頃、学校が休みになって夏休みに入ると、暇だなぁと思う学生もいれば、夏休みこそ普段出来なかった勉強を、集中的に行うチャンスと思える学生もいました。

結果は、夏休みが終わった秋の実力テストで表れてきます。

こんなミーティングをしている時、メニコンの我が社の担当者である川島智さんがやってきました。

ちょうど良い機会なので、川島さんにも、ミーティングに参加して頂きました。

まずは、メルスの現状です。

メルスプランの会員獲得は、全国レベルで行っています。

その中にあって、よく伸びている加盟店もあれば、会員獲得の延びが止まっている加盟店も有ります。

もし、我が社が、会員獲得運動が延びていなかったら、メニコンの担当者はどうすれば良いでしょうか?

こんな質問を突然振られると、担当者の川島智さんも、発言に困ってしまいます。

しかし、考えれば、得意先が伸びることはメニコンが伸びることで、得意先が伸びることは、自分自身の会社での評価が上がる事でもあります。

そこで、川島智さんは、後方部門の皆さんにも、現場の社員の皆さんと一緒になって、メルス獲得運動に参加している意欲を高めて下さいという話になりました。

今日は、メニコンがメルスプランの獲得運動コンテストを行っている、その結果の伝達にやってこられました。

我が社は、会員数の母体が大きいので、前年伸長率を超えることは大変難しくなっています。

担当者にとってみれば、自分が担当している得意先が、コンテストにおいて優秀な成績を収めることは、社内での自分の評価を高める事でもあります。

ミーティングの終わりは、社長からの仕事に対する取り組みです。

同じ時間を過ごしていて、暇でのんびり出来た事を、ラッキーと思うのも、一つの考え方です。

同じ時間に、今よりはより難しい仕事ができるように、自分自身の仕事のクオリティを高める事は、自分の成長に繋がる事として、歓迎する考え方も一つです。

どちらが長期的に見て自分にとって有利なのかは、それは本人自身が持っている価値観によってかわってきます。

10時から始まったミーティングは、10時半になって終了です。

2017年10月11日(水)