花錦戸のまつのはこんぶは、名前の通りまつの葉のように細く、松葉博雄のように良い味です。

花錦戸のまつのはこんぶと、せきやのあわびと、加賀麩不室屋の宝の麩、広島入野きのこセンターのマイタケを使って、手抜きご飯を作りました。

もらい物で、奧さんは食事の用意が出来ました。

奧さんは体調が悪いと、元気が出なくなり、

食事の支度も、有る物で済ませようと考えました。

冷蔵庫を開けてみれば、

まだ食べきっていない残り物が見つかるのです。

最初に見つけたのは、

伊勢神宮の門前でお店を開いているアワビのせきやです。

2013年4月に、リッキー君達とせきやで食事をしているとき、東海テレビの取材を受けた思い出があります。

もう一つは、大好きなまつのはこんぶです。

まつのはこんぶは、ガラス瓶の中に、

かなり強く押さえ込むように沢山昆布を入れているので、

瓶の蓋を開けて最初食べ出した頃は、

食べても食べても減らないようなので、

得した気持ちになります。

まつのはこんぶは、こんぶ自体の味も美味しいのですが、

煮込む時にすっぽんのだし汁を一緒に使っているということで、

一層味が美味しくなっています。

まつのはこんぶを作っている会社は、花錦戸です。

ネットで花錦戸を調べてみましたが、

会社のホームページは見つかりませんでした。

どうやら、流通は百貨店に依存しているようです。

お汁に使うのは、宝の麩です。

宝の麩は、加賀麩 不室屋の製品です。

ネットで調べると、不室屋のホームページがありました。

これも、頂き物です。

ここまでは頂き物ですが、

奧さんが自分で作った漬物がありました。

漬物は、茄子と瓜とキュウリです。

9月になると、瓜の味が一層良くなってきました。

アワビは、刺身のように切って、お皿に盛りつけて、

庭の木の葉をそばに添えると、これで一皿できあがりました。

デザートは、頂き物のぶどうです。

広島のお墓を守ってくれている工務店からは、マイタケを頂きました。

作っているのは、広島入野きのこセンターです。

お墓の管理は、とても素人が出来る状態ではありません。

竹が茂ってきて、

歩く場所もふさがれるほどの竹の密集に悩んでいます。

その為、工務店にお願いして、

機械を使って竹を伐採して貰っています。

しかし毎年のことで、春になるとまた新しい筍が芽を出して、

採っても採っても竹取りは終わることはありません。

その為、年々、

竹の伐採のための工務店への支払が増えるばかりです。

奧さんは、体調が悪いときは、

手を抜いてごめんなさいと謝ります。

結果的には、有る物を集めると、

このようなご馳走になりました。

最近活躍してもらっているもらい物は、

ふるさと納税の返礼品です。

ふるさと納税の制度は、

総務省の規制がかかり、この先返礼率が下がるそうです。

各地の美味しい物や、特産品を頂けたのが、

そうはいかなくなるようで、残念な事です。

マイタケの炊き込みは、私が味付け担当です。

アワビの漬け汁を入れて焚きました。

食べてみると、美味しいマイタケご飯が出来ました。

2017年8月27日(日)