淡路市から、ぶどうを普通便の宅配で送ると、翌日にはぶどうが房から落ちていました。
淡路市の正置農園では、8月下旬になると、ピオーネは最終出荷時期になっています。ピオーネの糖度は最盛期の方が甘いように感じました。
淡路市育波の正置農園で、前回ぶどうのピオーネを購入して、息子の家にも宅急便で送ってもらいました。
息子からは、電話でお礼の連絡がありました。
その時知ったことは、正置農園から、翌日ピオーネが届いたのですが、箱の中のピオーネは、粒が房から落ちてバラバラになっていたそうです。
なぜ葡萄が房からバラバラになったのか、その原因を知りたくて、もう一度正置農園に来てみました。
正置農園のピオーネは、味は美味しくて、もう一度買いたい気持ちもありました。
8月の下旬になると、ピオーネの出荷は最終時期になっています。
葡萄畑に行ってみると、ピオーネが植えられているぶどう畑は、収穫がほとんど終わりかけで、残っているぶどうの袋は、あと僅かです。
袋の窓から、ぶどうの熟れ具合を覗いてみると、十分な熟れ具合です。
今年のピオーネの最後に、もう一度正置農園で、ぶどうを買う事にしました。
正置農園は、家族経営です。
前回宅配した葡萄が届いたときには、葡萄が房から落ちていたことを正置さんに話すと、
「うちの葡萄は採りたてで新鮮なので、一日くらいで房から落ちる事はありません。」
房から落ちた理由は、きっと宅配会社の扱いにあるのではないかと言われました。
それもそうかもしれないと思い、もう一度、息子と姉二人のところへ、ピオーネを送る事にしました。
今度は、念のためにクール宅急便にしました。
宅配便の届け先を書いていると、正置さんのところの小学生の坊ちゃんがやってきて、「郵便番号を調べようか?」と、親切に調べてくれました。
「えらいねぇ」と声をかけると、「ちょうど社会で習っているから、郵便番号の調べ方を知っているんだ」と言っていました。
只見ているだけでなく、親の手伝いを、お客様のためになることを、自分で始めるのは、偉いことです。
きっと、成人すると、正置農園を盛り上げていくのではないかと賞賛しました。
ぶどうのシーズンはそろそろ終わりのようですが、それでも注文を受けた宅配便は沢山ありました。
前回訪問の時は、お客さんと会話するゆとりもないくらい忙しそうで、忙しさはお客さんには無愛想に映っていました。
しかし、今日は比較的ゆとりがあるので、話も弾んで、前回の接客とは変わっていました。
多分おじいちゃんの指示だと思いますが、小学生の坊ちゃんが、ピオーネをビニール袋に入れて、心付けに持って来てくれました。
沢山買ったので、きっと、おまけというか、御礼の気持ちだと思います。
小学生の時から、大事なお客様にはちょっとした心付けを渡すように教育をしていれば、きっと大人になってもお客様を大事にする気持ちは育つと思います。
クール宅急便で送ったピオーネは、送り先に確認してみると、今度は房から落ちていない状態でした。
推測では、きっと8月の暑さで、葡萄は房から落ちたのではないかと思います。
葡萄の味は、前回の最盛期の時の方が、糖度が高かったように思います。