メニコン執行役大口敏幸国内営業統括本部長が来られました。

メニコンの収益の源泉は、メルスプランです。メルスプランの会員獲得は過半数を外部加盟店が獲得しています。

メニコン執行役 国内営業統括本部 統括本部長の大口敏幸さんが、時候の挨拶に来られました。

大口敏幸さんは、社員の中では最高の役職についています。

大口敏幸さんとは、今日が初めての顔合わせではありません。

およそ30年くらい前に、我が社が就業規則を作成するときに、メニコン本社の人事部に協力をお願いしたことがあります。

その時、来て頂いたのが大口敏幸さんでした。

2012年6月のメニコン株主総会で私が質問したときも、質問に答えてくれたのは大口敏幸さんでした。

上の写真はその時の写真です。

一緒に来られたのは、森山久さん、九鬼真之さん、安部優さんです。

メニコンと我が社が直面する問題は、メルス会員獲得の問題です。

いかにして会員を増やすか、いかにして退会を減らすか、この二つは共通する問題です。

そこで私の考えている案をいくつか述べさせて頂きました。

メニコンの収益の柱は、メルスプランから得られています。

その収益の過半数は、メニコン社以外の外部加盟店が会員を獲得しています。

そうすると、メニコンの収益の源泉は、加盟店に依存していることになります。

メニコンの株式が公開した時、メニコンの重役や、利害関係者の多くに、ストックオプションを付与していましたが、メルス盟店へはストックオプションの付与は有りませんでした。

加盟店の皆さんは、不満が残っています。

加盟店の活動は、メニコンのメルスプランにとって、マーケティングの皮膚のような働きをしていることになります。

つまり、メルス会員の方と、加盟店の現場従業員が、会員の要望を聞いたり、不満を聞かされることになります。

これらの現場の声は、メニコン本社の営業統括本部に詳細に伝わる必要があります。

その上で、営業統括本部は、メルスプランの経営戦略を策定することになります。

こう考えると、加盟店と営業統括本部とは、一衣帯水の関係にあるとも言えます。

こんな話をしている内に、12時を回ってきたので、場所を変えて、交通センタービルにある松迺家に移動しました。

ここからは、さんプラザビルと、センタープラザビルが良く見えます。

大口敏幸さんは少し緊張されているようだったので、メニコンの30年も40年も前の事など、少し柔らかい話をしました。

森山久さんと九鬼真之さんとは、30年近いお付き合いの歴史があるので、昔の話をしても、よく通じます。

仕事中なので、ビールは飲めませんが、かわりにノンアルコールビールで乾杯です。

田中英成社長からの伝言ですが、先日、函館の吉田眼科病院から、函館でメルスの取り組みをするにはどのようにすれば良いのか、勉強会をした事への御礼のコメントを頂きました。

森山久さんは、営業のトップに昇進しているので、全国に出張する機会が増えて、自宅に戻れるのは1ヶ月の中で土日の4日程度です。

名古屋の住居に戻れるのは7日程度で、あとは出張のためのホテル宿泊が多いそうです。

好きなお米も最近はあまり食べないようにして、糖分の摂取を控えているそうです。

せっかく名古屋から来られているので、食事中にもこれまで考えていた、メルス会員を増やすためのアイデアをいくつか話しました。

名古屋本社に戻って検討することなので、出来る出来ないことの返事は、即答できません。

松迺家のお料理は和食で、夏らしい季節を織り込んだ、見た目に涼しさを感じる食器を使っています。

鈴虫の声が聞こえてきそうな、虫かごのような食器もありました。

自分ながら、メニコンにとっても、我が社にとっても、得になるような提案をしたと思います。

しかし、提案を受け入れるかどうかは、メニコンの判断になります。

メルスプランの会員をもっともっと増やす為には、これまでとは違った経営戦略が必要です。

その経営戦略を考えるのは、営業統括本部です。

営業統括本部が加盟店の積極的な意見に耳を傾け、効果のある施策をしてもらいたいと思います。

2017年7月31日(月)