鈴虫の飼い方 鈴虫の幼虫を飼育します。鈴虫の幼虫が2cmくらいになると、成虫になって鳴き始めます。

鈴虫の幼虫は、小さなアリの大きさくらいで、飼育箱のどこにいるのか、はっきりとは分かりません。

ひょんなことで、鈴虫の幼虫を飼育することになりました。

これでまた、扶養家族が増えます。

きっかけは、あるお店に入った時に見た、

「鈴虫の幼虫をもらってください」という張り紙です。

そこで、「鈴虫を頂けるのですか?」と尋ねると、

「是非持って帰って育てて下さい。

うちでは、沢山の幼虫がいて、

多すぎて困ってるんです」 という話です。

写真にあるように、鈴虫の幼虫は、

大きさがまるでアリの様な小さな大きさです。

鈴虫を頂いた時には、ビニール袋に入れて渡してくれました。

これから鈴虫の幼虫を飼育するとなると、鈴虫が成長しやすいように、

飼育箱を用意する必要があります。

思い浮かんだのは、メダカの飼育に使っていた、

飼育箱を流用することです。

丁度、水漏れがするメダカの飼育箱があったので、これを使います。

床に敷く土ですが、何か適当な土はないかと考えて、

思い浮かんだのは、園芸用の土です。

園芸用の土を、金網のざるに入れて、

下からガスコンロの火で加熱して、園芸用の土を殺菌しました。

殺菌しておかないと、

病虫害が発生する心配があるからです。

園芸用の土を鈴虫の飼育箱に敷き詰めると、

鈴虫がどこにいるのか分からないくらい、

園芸用の土と鈴虫が同じ色になってしまいました。

次は、鈴虫の餌です。

これも、メダカの餌を流用します。

生まれたばかりのメダカにあげる餌は、

ミキサーですりつぶした細かい粒です。

これなら、鈴虫の幼虫の口にも合いそうです。

合わせて、メダカにあげる為に用意していた

鰹節のけずり粉も、粒子が小さいので、

鈴虫の幼虫の餌に使います。

餌は、料理用の銀紙の上に置いておきます。

次に、生野菜です。 キュウリとナスを切って、

飼育箱の端に立てかけておきました。

何カ所にも分けておかないと、

鈴虫同士が縄張り争いをするので、一ヶ所ではダメです。

水は、雑草に霧吹きで水をかける方法と、

ペットボトルのキャップに水を入れて

、隅の方に置いておきました。

ペットボトルの水は、沢山入れすぎると、

鈴虫が水に溺れてしまうので、ほんのわずかです。

こうして、鈴虫が成虫になって、

綺麗な音色で鳴いてくれる日を楽しみに、

鈴虫の飼育が始まりました。

2017年6月30日(金)

虫の観察 鈴虫の幼虫を飼育しています。鈴虫の幼虫のお世話は、朝の出勤前に茄子とキュウリ、鰹の粉を取り替え、帰宅後夕方には霧吹きで水を与えています。

虫の観察 鈴虫の幼虫を飼育

鈴虫の幼虫を飼い始めて、そろそろ1ヶ月になります。

鈴虫の成長は、どのように進んでいるでしょうか?

毎朝、虫かごの蓋を開けては、

鈴虫の成長を目で確かめています。

毎日見ていると、分からない鈴虫の成長ですが、

明らかに大きくなっています。

鈴虫の世話は、毎朝、

餌となる茄子とキュウリを取り替えています。

どのくらい食べているのか、茄子を見てみると、

茄子には、鈴虫が食べた跡に細かい穴が空いています。

キュウリもそうです。

キュウリにも鈴虫が小さな穴を開けています。

植木鉢の小さいサイズを、虫かごの中に伏せておいておくと、

鈴虫たちは、昼間はあかりを避けて

植木鉢の暗いところに集まっています。

虫の観察 鈴虫の活躍は夜から

鈴虫が活躍するのは、夜です。

夜になると、鈴虫たちは、茄子やキュウリ、

そしてタンパク質の栄養源となる

鰹節のけずり粉に集まってきています。

キュウリを見てみれば、

沢山の鈴虫がかじった跡が残っています。

鰹のけずり粉は、高温多湿の虫かごの中では、

カビが発生しやすく、

毎朝新しい鰹のけずり粉に取り替えて、

新鮮な鰹のけずり粉にしています。

食欲が旺盛で、鰹のけずり粉は、

小さなお皿に蒔いておくと、

翌朝にはすっかりいなくなっています。

虫の観察 鈴虫の幼虫に水補給

気を付けているのは、水分補給です。

小さなペットボトルの蓋に、鈴虫が水に溺れないように、

少しだけ水を入れて、

ペットボトルの蓋を斜めにして置いています。

朝会社に行く前と、夜会社から帰ってきたら、

霧吹きを使って、鈴虫たちにシャワーをかけています。

シャワーを始めると、鈴虫たちは植木鉢から出てきて、

元気よく飛び跳ねています。

鈴虫たちはきっと、霧吹きの夕立が好きなんだと思います。

霧を吹くときには、

鰹の粉は霧吹きの水が被らないように、他に移しています。

1ヶ月飼育して、今の所、鈴虫の死亡は一匹も出ていません。

8月9月とあと2ヶ月も飼育を続ければ、

きっと10月には綺麗な涼しい声で、

鈴虫の鳴き声を聴かせてくれると期待しています。

観察 関連記事 アーカイブ

鈴虫の飼い方   公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会より転載

スズムシ

 まず最初に、日本でもっとも古くから家庭で飼育され、その鳴き声が親しまれてきたスズムシの飼い方から紹介します。

何といってもこの虫を飼う楽しみは、毎年卵を産ませてそれを

育て、 何年にもわたって続けて飼育できることです。

鳴いているスズムシの雄
鳴いているスズムシの雄

★★ 採 集 ★★
 

スズムシの成虫は体長2センチほどの黒い虫です。

雄はその名のように、「リーン・リーン」という鈴をふるような声で鳴き、

なれれば野外でも声を聞き分けることができます。

平安時代にはその声が松風にたとえられマツムシと呼ばれ、

「チンチロリン」と鳴くマツムシの方がスズムシと呼ばれていました。

秋田県以南の本州、四国、九州に分布し、

石垣のすきまなどに好んで住んでいます。

場所によってはたくさんいるのですが、

鳴き声をたよりに自分で採集するのはめんどうで、

とくに鳴かない雌を集めるのは大変です。

結局、毎年飼っている人から分けてもらうのが

一番かんたんな採集法(?)です。

スズムシを飼っている人には、

毎年増えすぎて困っている人も多く、喜んで分けてくれるはずです。

また、夏にはほうぼうのホームセンターや

ペットショップで小さいかごやプラスチックケースに

数匹入れたものを500 円くらいで売っています。

虫の数が少なすぎて、 3つくらい買わなければならないのと、

何とかタダで分けくれる人をさがしてください。

★★ 飼い方 ★★
 小さいかごに入れて売っているスズムシは、

ほかの鳴く虫も同じですがただ声を楽しむだ

けならば、かごの中にカツオブシの粉を乗せた

ナスやキュウリの切れ端を入れておくだけで

十分です。 しかし、長く飼育して卵を生ませるためには

容器が小さ過ぎて乾きすぎる上に、明るすぎます。

★下の各図をクリックすると大きな図を見ることができます。

スズムシの飼い方

スズムシの飼い方

流木を配置した私のスズムシ飼育容器
私のスズムシ飼育容器の内部

流木を配置した私のスズムシ飼育容器(上)
とその内部

 スズムシは昼間は暗い場所にひそんでいます。

昔からスズムシの飼育に用いられてきたのは

漬物用の大きなかめや火ばちなどで「つぼ飼い」と呼ばれていました。

私の友人も毎年大きな火ばちに

大きな木の切り株を入れて飼っていますが、

とてもぐあいが良さそうです。

ただ、近年はかめや火ばちがなかなか手に入りにくく、

私を含めて水槽で飼っている人がほとんどと思います。

水槽はまた中の虫を観察できる利点もあります。

ここでは水槽での飼い方を説明しますが、

入れ物が違うだけで、 飼い方はかめや火ばちでも同じです。

 容器:飼育容器の大きさは飼うスズムシの数によって違い、

10匹ていどならちょっと大きめのガラスびんや植木鉢でも飼えます。

まとまった数を飼うならばガラス張りの水槽が適していますが、

プラスチックの角型の飼育容器や金魚鉢でもかまいません。

私の経験では、幅50センチくらいの容器で、

50匹くらいは飼えますが、余り数が多いとけ

んかしてヒゲなどがちぎれてしまいますので、

30匹ていどの数が適当なようです。

 容器の中には産卵用に土を深さ5~6センチほど入れます。

私は園芸店で売っている「芝の目土」という

少し粒の粗い土を使っていますが、細かい川砂

や塩抜きした砂場用の海砂でもかまいません。

いずれも念のため、2~3回熱湯をかけて消毒し、

手で握っても崩れないていどに湿らせて入れます。

庭や畑の土はいろいろな雑菌が入っていて、

餌にカビが生えたり、虫が病気になったりして、

消毒もしにくいので使えません。

 土を入れたら、上を軽く抑えて、

隠れ家(シェルター)を作ります。

シェルターは少しでも虫の住む面積と

隠れるための暗い場所を増やすためのもので、材料は

縁のかけた小さい植木鉢、 薄い板、すきまの多い石など

腐りにくい材料ならば何でもかまいません。

とくに熱帯魚用に売っている

「流木」(海岸に漂着した空洞やでこぼこに多い木材で木〈ぼ

く〉と呼ばれています) は好適で、形もよく、

容器を鑑賞用に使うのにも適しています。

シェルターはできるだけ立体的に組み合わせますが、

上の位置があまり高いと餌替えのとき

に虫がピョンとはねて逃げやすくなりますので注意してください。

同じ大きさの容器ならば

シェルターが複雑なほどたくさんの虫が飼えます。

 餌と与え方:スズムシは雑食性の虫です。

餌としては植物質の他に動物質が必要です。

まず、植物質の餌としてはキュウリで飼う人が多いのですが、

とても腐りやすいのが欠点で、

7~8月の盛夏のときは避けた方が無難です。

私の場合は立てに2つに切ったナスを中心に、

台所であまったサツマイモ、カボチャ、ニン

ジン、リンゴなど比較的長持ちのする餌を与えています。

動物質の餌としては、けずりぶしと

小魚の煮干しを混ぜてミルサーで粉にしたものが一番い

いようですが、煮干しは強い匂いがするのが欠点で、

私の場合はけずりぶしだけを与えています。

このほか、私は水も与えています。

水分は野菜などからとれるので必要ないといわれます

が、与えればよくなめてます。

ただしこれがどのくらいのい効果があるかはわかりません。

スズムシの雌 スズムシの雄
スズムシの雌(左)と雄(右)

 餌の与え方でもっとも普通に行われているのは、

上記の野菜などをダンゴのように串に刺

し、その上にけずりぶしなどを置く方法です。

この方法は、野菜が腐りかけて下の地面まで

抜け落ちることがよくありますので、 まめに餌替えをします。

シェルターの流木や植木鉢の上に

直接置くのはやはり腐った汁がたれてカビの元になります。

また、けずりぶしは別にびんのふたに入れて地面に置くようにしています。

水は脱脂綿やティッシュペーパーを

丸めてにしみ込ませたものをびんのふたに入れて与えています。

私の友人は上記の”串刺し方法”を採用していますが、

串は太目の銅の針金を切って下部をひねってコブを作り、

餌が抜け落ちないようにして使っています。

つまり、餌の与え方は決まった方法はなく、

どんな方法でもあまり問題はないといえます。

与える餌の量も適当でかまいません。

とにかく少なすぎてなくなれば見てわかるわけですから、

むしろ多過ぎて残っているからと放置して腐らせる方が問題です。

餌が残っていて、腐らない限り餌を替える必要もないわけですが、

ナスなどでは暑い盛夏で2日に1回、

その他の時期は3日に1度くらいがめやすです。

けずりぶしはそれよりも1~2日長く持ちますが、

替えるときは古い食べ残しは捨てるようにします。

また、容器の中が乾燥し過ぎると好ましくありませんので、

1週間に一度くらいは霧吹きで

湿り気を与えてください。ただし草花と同じで、

常にぬれているような状態は乾燥し過ぎよ

りももっと良くありません。

 虫の管理:スズムシをはじめて飼うときは、

人から分けてもらったり買ってきたりした成

虫やかなり大きくなった幼虫から

はじめることが多いようですがこの場合は上述した方法で

管理し、 死んだ虫を取り除くだけで十分です。

ここでは、卵から育てる方法について述べます。

 スズムシはどんなに上手に飼っても成虫で冬越しさせることはできません。

ほぼ10月中にはほとんどの虫は死に絶えます。

別項でも述べますが、鳴く虫の雄は翅の脈が

くちゃくちゃに乱れているのに対し、 雌はは

っすぐな脈が規則的に並んでいて、

お尻には産卵管が突き出ているので雌雄は簡単に見分け

られます。

こうした雌雄が何匹かずつ入っていた容器ならば、

成虫が死んだ後、 土の中にはたくさん

の卵が残されています。たった1対だけでもうまくゆけば

100個くらいの卵が残されていま

す。取り除いた流木などのシェルターは

よく洗って来年また使うために保存しておきます。

 産卵と卵の管理:飼っていた成虫が全部死んだら、

容器の中のシェルターや死体、食べか

すなどを全部取り除き、土の表面をハケできれいにします。

そして数日間水につけておいた木炭を

2~3個土の上に置いて容器とふたの間に油紙かビニ

ールをはさみます。

木炭を入れるのは江戸時代から行われている方法で、

これが長い冬の間の乾燥から卵を守

り、また木炭の殺菌力で土にカビなどが発生するのを防ぎます。

しかし、これがなくても卵が

全部死んでしまうようなことはありません。

大部分の卵は土の表面から5mm以内くらいの

浅い場所にばらばらに産みつけられていま

す。土の表面をそうじすると長さ3mmくらいの

細長い白い卵がいくつか目につくことでしょう。

★下の図をクリックすると大きな図を見ることができます。

スズムシの産卵

スズムシの産卵

卵の管理と冬越しのさせ方

卵の管理と冬越しのさせ方

 容器はそのまま物置の中などに保存します。

いつも暖かい室内での保存は不適当です。

自然界と同じように卵を冬の眠りから覚ますのには

寒さに当ててやることが必要だからで

す。 冬の間はこのまま何の管理も必要ありません。

 幼虫の孵化と管理:

翌年の5月になったら、容器を取り出し、

ときどき霧吹きで土の表面に湿り気を与えてやり

ます。6月には10か月に近い卵の時代を終わり、

小さい幼虫がゾロゾロ孵化してきます。

スズムシの孵化はもう初夏の季節で、

忘れてしまい、気がついた時には容器の中で孵化した

幼虫が全部死んでしまっていることがよくあります。

カレンダーにつけておいて、

せめて6月になったら容器を室内に持ち込み、

3日に一度くらいは中をのぞいてみてください。

ヒゲの白い小さい虫がたくさん動いていたらそれが孵化した幼虫です。

とても小さいので、見過ごさないように注意してください。

 幼虫が孵化したら、脱皮するときの

足場のために画用紙などの厚手の紙をじゃばら状に3

~4cm幅に交互に折ったものかまたは

流木や板だけを入れた新しい容器に移します。

土は必要ありません。

最初から土を入れてシェルターを配置した

容器に入れてもいいのですが、幼虫が小さいうち

は土のない容器で飼う方がずっと楽です。

幼虫の移し替えは紙を二つ折りしたものを入れてやると

これに這い上るので、それを新しい

容器に払い落とす方法を繰り返します。

最後に取り残した幼虫は吸虫管で吸い取ります。

小さい幼虫の移し方

小さい幼虫の移し方

孵化幼虫に足場として入れる厚紙のじゃばら折り

孵化幼虫に足場として入れる
厚紙のじゃばら折り

 幼虫の餌は成虫と同じです。

けずりぶしを皿に入れ、串に刺した野菜を

容器の隅に立てかけておきます。こうして2~3週間管理します。

大きくなってきた幼虫の管理:

幼虫はだんだん大きく育ってきます。

5mmくらいになったら、

成虫まで飼育するための土を入れて格好よくシェルターを配置し

た前述の容器に移してやります。

このとき、産卵した去年の土は捨てて必ず新しい土を使ってください。

とにかくたくさん幼虫が孵化しますので、

これから先は容器の数を増やしても全部飼うのは

とても無理です。 余

った幼虫は気前よく友達に分けてあげてください。

 スズムシは何度も脱皮を繰り返して8月の終わりころには、

最後の脱皮でまっ白な翅のあ

る成虫になります。翅は間もなく黒っぽく変わり、

やがて雄が弱々しく鳴き始めます。

鳴き声も間もなくりっぱになりますが、

はじめて弱々しく鳴く声には感動し、毎年家族のみ

んながほのぼのとした気分になります。

 スズムシは同じグループだけで毎年飼い続けると、

増えにくくなったり、鳴き声が悪くな

ったりするといわれます。

ときどき一部を他の人の飼っているグループと

交換して新しい血を入れてやる人も多いよう

です。この累代飼育による劣化がスズムシでどの程度のものかは、

実際にはよくわかりませんが・・・・・・。

★★ 観 察 ★★
 

スズムシの観察は、卵から成虫に成るまで飼い続けながら、

成長のありさまを見守るだけで

も十分です。とにかく、こんなに簡単に

毎年飼い続けることができる虫はそんなにありませ

ん。 脱皮のようす、成長につれての幼虫の形、

餌の食べ方、鳴き声と鳴き方などを観察し

てください。