松茸入りのすき焼きを安倍晋三新首相のテレビニュースを見ながらいただきました。
「ピンポーン」と玄関から呼び鈴の音が響き、りんりんは、条件反射のように叫びながら飛び出します。
りんりんが、吠えるほどの出来事ではないのですが、りんりんにとってみると、「ぼくもちゃんと番犬やってますよ」と言う威示行動です。
来客は、お向かいのTさんで、Tさんから松茸をいただきました。
これは、ラッキーというか、嬉しくて、今夜は松茸を使ってすき焼きをしていました。味付け担当松葉博雄です。
お肉は、まず牛脂で炒めておいて、いったん別の皿に置いておきます。時間のかかる大根、白菜、白ねぎ、玉ねぎなどの野菜や、豆腐、こんにゃくを順次、砂糖と醤油で味をつけながら炊き込んでいきます。
味に深みをつけるために、日本酒とみりんを加え、甘みの砂糖を少しずつ足していきます。その他の具がぐずぐずと煮立ってくると、いよいよ松茸を入れます。
松茸が入ってくると、鍋の雰囲気が変わります。どことなく、別格すき焼きの風情が漂い、あたりに、松茸くんの匂いがふわふわふわと匂ってきます。
別の皿に移していた牛肉を、鍋の中央に隙間を作り、そこに置き、もう一度一緒に煮込みます。すき焼きを食べ始め、テレビをつけてみると、今日は安倍晋三さんが、新しい首相に指名され、内閣を組閣しているニュースが流れています。
小泉純一郎さんから安倍晋三さんに内閣が替わり、今日から新しい時代が来るのでしょうか?
松茸を食べると、しこしこと歯に、歯ごたえを感じ、お肉を食べると、脂が体に活力を与えるように、安倍新首相は、日本に歯ごたえと活力を与えてくれるでしょうか?
2006年9月27日(水)