大阪湾における いかなごシンコ漁は 2021年3月11日(木曜日)をもって終漁しました。播磨灘のイカナゴ漁は、不漁です。値段は、昨年の3倍です。
2017年春のイカナゴの小売価格は、1kgで3000円を超えています。主婦のみなさんはため息交じりです。
シンコ漁の操業に関する情報
解禁日及び終漁日について 兵庫県 2021.3月HP
【令和3年漁期の解禁日】
令和3年漁期の解禁日は3月6日(土曜日)に決まりました。
【令和3年漁期の終漁日】
大阪湾におけるシンコ漁は3月11日(木曜日)をもって終漁しました。
播磨灘については決まり次第お知らせします。
【解禁日及び終漁日設定の取組みについて】
本県では、毎年新鮮なイカナゴシンコを
より多くの消費者に提供することを目的に、
本県と大阪府の漁業者が協調して解禁日を設定し、
イカナゴシンコ漁の解禁を情報発信しています。
解禁日の取組みは平成5年頃から始まりました。
例年、2月中旬頃に漁業者が試験操業を行い、
採集されたサンプルの全長等を県立技術センターが解析して、
その情報を基に関係漁業者が解禁日を決定します。
また、本県におけるイカナゴの資源量は近年減少傾向にあり、
翌年に向けて少しでも多くのイカナゴ資源を残すため、
平成29年から、例年より早めの終漁日を設定し、
翌年の親魚資源の確保に取組んでいます。
なお、イカナゴの来遊状況等の違いから、
播磨灘は大阪湾より漁期が長いため、終漁日は異なります。
漁期 |
解禁日 |
終漁日 |
|
---|---|---|---|
大阪湾 |
播磨灘 |
||
令和2年 |
2月29日 |
3月3日 |
3月6日 |
平成31年 |
3月5日 |
3月8日 |
3月25日 |
平成30年 |
2月26日 |
3月17日 |
3月24日 |
平成29年 |
3月7日 |
3月18日 |
3月22日 |
平成28年 |
3月7日 |
3月29日 |
4月23日 |
平成27年 |
2月26日 |
3月27日 |
4月18日 |
以上 兵庫県HPより 転載
播磨灘のイカナゴ漁は、不漁です。
水揚げされたイカナゴは、スーパーマーケットに並ぶはずです。
そこで、岩屋漁港でイカナゴの水揚げを見た後、
東浦にあるマルナカに寄ってみました。
マルナカの鮮魚売り場には、1kg単位に小分けされたイカナゴが、
ショーケースに並んでいました。
値段を見てみると、1kgで3002円です。
これまでイカナゴを使って釘煮を作ったときは、
一袋が500gで、500円くらいでした。
そうすると、値段が3倍にもなったように感じます。
もう一軒、スーパーマーケットのキンキに行ってみました。
ここでも、同じように1kg単位で3000円程度です。
去年までは、イカナゴはお店に並ぶと、
待っていた主婦の皆さんがすぐに買い物かごに入れて、
あっという間に売り切れでしたが、
今年は値段が高い為か、
覗いて見る人は沢山いても、
売り切れにはなっていません。
釘炊きがすぐに出来る様に、
イカナゴの売り場の隣には、
釘炊きに必要な砂糖と、醤油が用意されて居ます。
イカナゴの釘煮をするときは、
決して混ぜ返してはいけません。
主婦の皆さんは、高いね、高いねと、
ため息のように高いねを連発して、
イカナゴには手が出ていません。
見て、そのまま帰る方もいました。
イカナゴの釘煮は、自分の家で食べるだけでなく、
親しい方に差し上げる方が多く、
一人で10kgも買う人がいましたが、
今年は自家用だけになりそうです。