年末年始特別企画:2016年12月アクセス数1位:舞鶴港とれとれセンター
冬の味覚と言えば、日本海の松葉ガニです。
会社からも蟹ツアーに行っています。
蟹を求めて、奧さんと二人で舞鶴に出かけました。
舞鶴では、とれとれセンターがあります。
ここでは、大きな生け簀に生きた蟹がじっと様子をうかがうように、こちらを見ています。
とれとれセンターのおじさんは、相手を見ながら声をかけ、値段を適当につけて、交渉すればすぐその場で蟹料理を作ってくれます。
交渉は、いきなり買うのではなくて、前の日との値段を見ていて、その値段を参考にして、価格交渉に入ります。
この掛け合いが面白いのです。
めでたくカニが決まれば、番号札をもらって、テーブルで待っていと
こと無く蟹のフルコースが出てきます。
とっても美味しいのに感動しました。
行ってみました道の駅舞鶴港とれとれセンター: 吉本水産で購入した松葉蟹を、その場で調理して頂き食べてきました。 松葉蟹を求めて舞鶴ツアー(4)
舞鶴港では、目の前に迫る海上自衛隊の護衛艦を見たいと思います。これぞ舞鶴ならではの海の眺望です。
吉本水産で買った、地元産の松葉蟹の料理方法としては、刺身、焼、茹でるの3つの方法で頂きます。焼いたり蒸したりするまでには、時間が20分くらいかかるそうです。
番号札を立てていると、ここに吉本水産から料理した食材が届くことが直ぐに分かります。
吉本水産のすぐ前に生簀用の水槽があり、水槽を囲むように簡単な机とイスが置かれ、そこで周りを見ながら食べられるようになっています。
マーケティング方法から分析すると、もう少し改良したらいいのにと思える点があります。テーブル席は自由に使えるものの、そこに座ったからといって、待ってるだけでは済みません。
ご飯が欲しければ、味噌汁が欲しければ、お茶が欲しければ、蟹以外の食材が欲しければ、一つ一つ自分で調達してきて、沢山集まれば豪華な昼食になります。
そこで、吉本水産から蟹が届くまで、奥さんは海鮮市場の別の店を廻って、一つ一つ食材を買い整える必要があります。この面倒な点を、蟹を買ったお店の吉本水産が全てやってくれれば、お客さんは大助かりです。
しばらくすると、大皿に乗せて、先ほど水槽で選んだ蟹が調理されて運ばれて来ました。吉本水産の社長さんは、「高い買い物をして頂いて有り難う御座います。この蟹は、他で食べたら3万円はしますよ」と、自信満々のお勧めでした。
刺身と蟹の甲羅の味噌、焼蟹の部分一匹で3回美味しい蟹になってました。
毎年行っている、さんプラザコンタクトレンズの蟹ツアーの方が、落ち着いて、もっと沢山の蟹を長時間食べています。あの蟹料理と、この蟹料理の違いは何でしょうか?
それは、旅館で食べる蟹料理は、厨房で高い蟹の部分安い蟹の部分などを、価格に反映させて組み合わせをしているから、沢山の蟹を一定の値段で食べられるのです。
今日の舞鶴港とれとれセンター海鮮市場の吉本水産で食べる蟹は、一匹まるごと同じ蟹から調理されています。安い蟹をまぜる事が出来ていないのです。
奥さんが別の店で調達してきた、白ご飯、味噌汁、お茶、漬け物などと一緒に蟹を頂くと、もうお腹はいっぱいになりました。吉本水産の社長は、蟹のお膳を引き取りに来た時、名刺と一緒に、お土産用の岩のりをくれました。
これは顧客の創造から、次は顧客の育成を狙っている事になります。つまり、リピート客の育成です。顧客の維持も狙っています。
それは、吉本水産の通信販売を利用して、ここに来なくても、また吉本水産の松葉蟹、鮮魚、甘エビ、貝類、一夜干しなどの購入を勧めています。
株式投資の金言に、『一つの籠に、卵を盛るな』といわれています。ここでは、同じ店でばかり蟹を買うと、ひょっとすると高値掴みになるかもしれません。
そこで、息子に買って帰る土産用の蟹は、別の店で買う事にしました。別の店では、焦っていないのか、全然安くしてくれません。おまけもつきませんでした。
かまぼこや塩干物を買って、今日の舞鶴港とれとれセンター海鮮市場の買い物は終わりです。次に行く場所は、緊張の高まる日本海を守る、海上自衛隊の舞鶴港を見学に行きます。
国道27号線沿いにある、自衛隊桟橋には、護衛艦が何隻か停泊していました。以前に来た時は、平日に見学したように記憶していますが、今は土日のみの見学日と決められていて、自衛隊桟橋には入れませんでした。
自衛艦桟橋には、護衛艦の他に潜水艦も停泊する事があります。
船が停まれば、当然補給と修復も必要で、護衛艦桟橋の周りには、海上自衛隊の物資を補給する車や、船を修理するドックが隣接しています。
この舞鶴港から、日本海を守る海上自衛隊の船が出発し、また帰って来るのです。見学に高まる気持ちが、残念ながら入場出来なくて、これで舞鶴を引き返します。
2012年11月8日(金)