アルミ温室には、沖縄植物のアリアケカズラ、カエンカズラ、ブーゲンビリア、ヒスイカズラなどが枝を這わせています。
アルミ温室のパパイヤには、花が咲いて、受粉が終わり、小さな実がついています。
アルミ温室に植えた沖縄の植物は、その後夏の高温の時期に順調に成長しています。
気温が30度を超えて、35度の真夏日になると、温室の温度は40度を超えています。
一定の温度に設定しておくと、高温になると天窓が自動的に開いて、高い温度を外の温度と調和するように、自動調整システムが働きます。
バナナやパパイヤは、高温多湿が好きです。
温度だけでなく、沖縄の天気のように、突然スコールがあれば、暑さを癒すことができます。
そのスコールの役割をするのが、自動散水です。
7・8・9月の真夏日の多いころは、一日に3回自動散水をしています。
自動散水も、どこに水がかかるか、これが問題です。
照合ポンプのような長いホースに、細かい穴が開いた散水ホースを使っています。
散水ホースから出る水は、霧のように細く、周辺に水を飛ばしています。
アルミのトンネルには、ネットを張って、ネットには、沖縄植物のアリアケカズラ、カエンカズラ、ブーゲンビリア、ヒスイカズラなどが枝を這わせています。
温室の植物には、根元だけに水がかかれば良いものと、
鉢植えをしている植物には、やや高さのある鉢に水がかからないといけない高低差があります。
そのため、散水ホースをある程度高くして、水のかかる高低差に対応しています。
以前から、神戸三宮センタープラザビル14階の事務所で、バナナを鉢植えにして、育てていたことがあります。
なんとかバナナの実がつくように、何年も頑張ってみましたが、鉢植えではバナナの実は実りません。
バナナ・パパイヤと並んで、お気に入りの沖縄植物は、月桃(げっとう)です。
月桃は、地植えと鉢植えの二つの方法で育てています。
当然、地植えの方が植物の生長環境には良くて、地植えの越冬はどんどん伸びています。
月桃は、6月になれば、白いスズランのような花を咲かせます。
来年の6月には、このアルミ温室で、月桃の花が咲くかどうか、これも楽しみです。
アルミ温室の一部にテーブルセットを置いて、音楽を聞いてくつろいでいます。
電気照明もつけているので、夏は足元に蚊取り線香をおいて、蚊に対応しています。
秋になると、夜は鈴虫の声が聞こえてきて、気持ちを癒すには最適な場所になってきました。