日本の景気は、悲観論は覆りつつあります。

円高から円安へ、モノの消費からコト消費へ、変化が起きています。社長ブログ神戸/日本の景気/モノ消費とコト消費

アルミ温室でガーデニングを始めてから、雨の日でもガーデニングのお世話ができています。

ハイビスカスの花は、毎日のように咲いてくれています。

11月になると、外に出していたハイビスカスの鉢は、アルミ温室に移す、防寒対策の時期になりました。

アメリカやヨーロッパの長期金利の上昇を受けて、日本の金利との利ザヤが拡大しています。

日本は、黒田総裁の方針で、金利はゼロ金利、さらにはマイナス金利にまで低下しています。

これに対してアメリカでは、12月に向かって、もう一段の追加利上げが予測されています。

高い金利の国へ、低い金利の国から資金はシフトしていきます。

この結果、円はドルに対して値下がりし、一時100円を切る為替は、100円台から円安が続いています。

それが円安になれば輸出企業は有利になり、それが10月からの株価上昇の背景になっています。

2015年の年末頃から、円高で苦戦していた日本企業の業績は、これから最悪期を脱する可能性が出てきました。

少し弱気だった株式市場も、このところ少し悲観論が静まって、少しずつ強気になっています。

安倍内閣が目指しているデフレからの脱却、2%のインフレターゲットを達成するには個人消費の勢いがほしいところですが、ものを買う消費の勢いは、まだ強くなっていません。

しかし、モノからコト消費には、勢いが出ています。

例えば、映画の「君の名は。」に代表されるように、文化に対するコト消費は、盛り上がっているようです。

消費財があふれている時代には、消費は物から、文化を作るコト消費に移っています。

お金の使い方は、ものを買って満足する時代から、

体験をしたり、文化を楽しむコト消費の時代へと代わりりつつあることがわかります。

アルミ温室でのガーデニングも、植物や季節ごとに咲く美しい花を咲かせる体験であり、ガーデニングというコト消費でもあります。

こうして考えると、今日咲いているハイビスカスの花は、この花を咲かせようと、ガーデニングをはじめたコト消費の結果でもあります。

さらに、季節が進んで、厳しい寒さの冬に対して、これから暖房機を購入する予定です。

これも、自分自身が温まる暖房ではなく、亜熱帯植物の花を咲かせるコト消費ともいえます。