鮎は、さかなへんに「占」で、鮎の縄張りの強さを表わしています。「鮎」と「鯉」の研究~揖保川の鮎にインタビュー~
魚には、「愛」と「恋」があります。これは、正しく書けば、「鮎」と「鯉」となるんだけど、言葉でしゃべって言えば、どれが、どれやらわかりません。2006年8月10日(木)。
松葉博雄があいが好きだとか、こいが好きだとか言っていると、聞いている人は、この人色気違いかな?と思うかも知れません。松葉博雄の場合は、食べられる「鮎」と「鯉」です。
「愛」が育つのも、「恋」が育つのも、「鮎」が育つのと、「鯉」が育つのと同じように、一定の条件が必要になります。
さて、どんな条件があれば、育つのでしょうか?ちょっと、調べてみましょう!
分かりました!昔から、「水清くして、魚棲まず」と言います。
つまり、あまり、透明過ぎると、あまりに品行方正を求めすぎると、息苦しくなって、鮎も鯉も育ちません。
岩に苔が生えて、苔を鮎は食べます。
藻が生えて、藻を鯉は食べます。苔も藻も、水が清すぎると、プランクトンも育たない澄んだ水では、生えてきません。
そこで、相手の欠点や、少々の悪いことは、目を瞑って、二人の間に、藻や苔が育つようにすれば、鮎も鯉もすくすくと育つことになることが、今回の研究でわかりました。
目線を鮎の視線にまで下ろして、鮎のすぐ傍に行き、インタビューをしてきました。
鮎は驚き、逃げ回っています。
そうです。愛は、迫ると逃げるのです。そっと、静かに、ゆっくりと驚かさないように、鮎に近づくとインタビューは成功しました。
皆さん、一列に並んで静かに聞かせてくれました。