兵庫県立大学水泳部~関西学生選手権に備えて、練習が進んでいます~
2006年7月26日、梅雨はもうそろそろ明ける頃です。
青い空と照りつける太陽が、商大キャンパスに熱気を呼んでいます。
学生部の池の前には鯉が泳いでいて涼しげです。
今日の練習は、2800mです。
関西学生選手権まであと2日ということです。メニューに沿って練習をします。
マネージャーの仕事も大変です。泳いでいるときに水分の補給をしてもらいますから、お茶を用意してくれています。
それから、水泳の練習の道具に使うものも色々と用意してくれています。
水は今日も綺麗です。松葉博雄も練習スタートです。隣は新人の女性です。
水温がそこそこ上がってくると、一番の苦手の寒さから、解放されます。
そうなってくると、泳ぐことが楽しくなってきます。オリンピックを、全日本選手権を、関西選手権を狙っているわけではないので、無理して急ぐことも無く、筋肉を鍛える範囲内で泳いでいます。
泳いでいると、なんだかイルカのような気分になって、船に沿って、まるで自然の中で、生まれ育ったイルカのような気持ちになってしまいます。
練習が終わると一旦、プールから上がって、神出 純一くんからコメントがあります。みんな神妙に聞きます。話の筋は、関西学生選手権大会についてと、近づく商大水泳部伝統行事のカーニバルの準備についての話になりました。
商大カーニバルは、毎年8月の初旬に、水泳部のOB・OGを招いて、プールサイドで現在の水泳部員との懇親会を行っています。
神出 純一くんの指示があった後、関西学生選手権を目指して、飛び込みの練習やターンの練習を別勉のようにします。
松葉博雄には、水泳の別勉がありませんので、これで終了して、次に図書館に行って資料を探すことにします。
関西学生選手権を目指して、皆さん頑張ってください!
プールから、その後、図書館に行って資料を探します。
今は、試験中なので学生の方が沢山勉強に来ています。この図書館は使い慣れているので、非常に資料が探しやすく助かります。
職場から車に乗って、神戸市西区学園都市の商大キャンパスに来ると、雰囲気は一転します。毎日、同じ環境で居ると、その雰囲気に慣れてしまいます。それが、大学に来ることで、また、学ぶことの大切さを思い起こさせてくれます。
プールに入って、水に飛び込む瞬間、全く1時間前の仕事の環境とは変わってきます。頭から水に飛び込んだ時、ゴーグルを通して、目の前に見えるのは、プールの底に写る水の水紋で、その先は、折り返しとなるプールの壁です。
この壁を目指して懸命に泳ぎきり、また、次の折り返しの壁に向って泳ぎ続けているときに、松葉博雄は、何を考えているのでしょうか?次回は、泳ぎながら考えていることについて、お話します。