沖縄県読谷村をドライブ 第76回沖縄訪問(9)

沖縄県読谷村をドライブ:自然破壊の進行と別荘の開発
【第76回沖縄訪問:沖縄県恩納村朝日会、鰹つり、追い込み漁 その9】

第76回沖縄訪問

朝、部屋にフロントから電話がかかってきました。松田光正さんが、上のホテルでお食事をしませんか?というお誘いです。今日の外は快晴です。ずっと向こうの残波ロイヤルホテルまで見えます。潮は満ちて、すっかり、リーフまで隠れて、満潮のようです。潮が引くのは夜からでしょう。沖縄では梅雨明けのようです。今日の海での追い込み漁が楽しみです。

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朝日会に行きました。金城正則さんは今朝早くから船を出して、鰹とマグロの漁を済ませて、港に戻って来ています。クーラーボックスを見せてもらいました。鰹が何匹捕れたでしょうか?恩納漁港のセリに出す、出荷用の鰹が5匹釣れています。これを市場に出します。

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金城正則さんと午後、海に追い込み漁に行く約束をした後は、松田光正さんとドライブです。腹ごしらえは恩納の駅です。そこで、おそばを食べます。このおそばは350円です。午前中だというのに、陽はカンカンに照りつけて、ヒリヒリするほどの暑さです。

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今日のドライブコースです。現地の人しか訪れないような、穴場を松田光正さんが案内してくれました。読谷地区に広大な土地を有しているスーパー「サカエ」は、海岸線に沿って、ホテルが建設できるほどの広さと、ロケーションに位置しています。

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珍しい花を撮りましたが、この花の名前はわかりません。

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サカエさんの持っている土地は、何十万坪あるんでしょうか・・・?

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読谷地区に繋がる広い道路沿いに、「サカエ」の敷地が並行して走り、「サカエ」の敷地に咲く花は道路から見えます。

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その中で、数珠のように咲く花があります。これは、その名は「ゴールデンシャワーー」です。「ゴールデンシャワーー」の咲く、姿をなかなか、見れるものではないものです。上から水が流れるような花の咲き方なので、まるでシャワーなので、「ゴールデンシャワーー」の名が付きました。

ドライブは続き、真栄田岬から、東シナ海を通して、本部半島が一望出来る、塩屋地区の絶景地に進んでいきます。景色が良いということは、こんな所に別荘を造りたいという欲望に繋がります。

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原野を切り開き今、別荘を造るような計画があります。ブルドーザーが緑の草原を掻き分け、樹木を倒し、自然を破壊して、造成をしています。道を造り、絶壁の所から海が見渡せる景色です。

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出来たら、きっと素晴らしい眺望だと思います。この土地は、公共の土地では無いようなので、開発が個人の意思で出来るようです。どんどん、自然が壊されて行く現場を見て、心が疼きます。

第76回沖縄訪問

絶壁を利用して、造った別荘は1ヶ月20万円くらいのレンタルで米軍の方に貸しています。その予算は国の思いやり予算から出ているそうです。このようなことに国家予算が使われ、自然が壊されている現状をみてしまいました。

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しかし、とても綺麗な、地中海を思わせる美しい作りです。本来このような自然の場所は自然保護されるべきであり、自然が壊されるのは、後から後悔することにならないのでしょうか?

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次のドライブ先は、アメリカ軍の軍用地です。軍用地の中に耕作地が続いています。このような状態を黙認耕作地と言います。

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実際は、これは軍の為に使っている場所なのですが、民間の方が野菜作り、サトウキビ作りに使っています。

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ここはキャンプ地の中に情報収集の為に電波塔が立っているところです。古いお屋敷の跡やお墓があります。とても立派なお墓です。

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手入れが良くできているということは、よくここに関係者の方が、よく出入りしているということになります。

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次に訪れた先には、地元の残波岬の大太鼓があります。これは、獅子太鼓といいます。「残波大獅子苑」です。

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戦国時代の映画のセットに出てくるような櫓を連想させるような造り方でした。

第76回沖縄訪問

傍によって見ると、見学は有料ということだったので、外から写真だけを撮って、引き返しました。

2006年6月17日(土)

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