篠山玉水は、ユリの名所の篠山玉水ゆり園です。
篠山玉水の水脈は、篠山城二の丸の積み上げの井戸に向かっています。5月の丹波篠山ツアー(2) 社長ブログ神戸/ユリ園/玉水/紫陽花
次は玉水です。正式な名前は、ささやま玉水です。
ここは、シャクヤク、ユリ、アジサイの沢山咲く植物園です。
ここで、ゆりの球根を販売していたら買いたいなぁと思って、お店の中に入っていきました。
広い園内ですが、誰も人がいません。
受付はこちらと書かれていたので、矢印の方向に進んでいくと、玉水の看板がありました。
この井戸水は、元黒岡川分流の川筋にあたり、篠山築城の際、二の丸「積み上げ井戸」に向かって流れていた川床に竹の束を並べて埋め立てたので、水脈が通じ、それぞれ今も涸れないといわれ、城中の水量の観測地との説があります。
城主が茶の湯に用いる為、金具を使わず、鮑貝で掘って形も鮑に似せて、貝の5つの穴にあたるところに松を植えたと伝えられています。
ユリの茎が整然と並んだユリ畑が広がっています。
ユリが咲くのは、もう少し気温が上がってからです。
玉水の敷地は、周りが田んぼです。
田んぼには水が引かれているので、この敷地にも水が流れ込んできています。
水が流れる池には、池の中に咲くショウブが咲いています。
水が好きな植物にもう一つ、アジサイがあります。
アジサイの花は、水が涸れるとすぐに弱ってきて、水を与えると生き返ってきます。
玉水のように周囲から水が流れ込んだ畑では、あじさいを育てるのに向いていますが、ビニールホースで給水もしているようです。
今日は受付に向かって歩いてみましたが、入場料は払っていません。
花が咲けば、きっと入場料が必要になると思います。
かなり広い園内でした。
ぐるぐる回ってみても誰も人影はなく、結局ユリの球根を分けて頂く事は、出来ませんでした。
玉水の駐車場には、専用バスが待機していました。
このゆり園・あじさい園とか書かれたバスは、きっとお客様を送迎する為のバスだと思います。
いろいろと沢山の設備を観ましたが、誰一人として、玉水のスタッフを見かけなかったのは驚きです。
2016年5月29日(日)