本場のインドのカレーを食べると、辛さはこんなものではありません。
日本の国民食となったカレーは、子供からお年寄りまで、皆に愛される甘口カレーです。 社長ブログ神戸/手作りカレー/マレーシアカレー
奧さんの頭の中にふと、今日はカレーが食べたいとよぎり、
これまでとひと味違ったカレーを作りたくなったそうです。
そこで、味の決定要因であるカレー粉自体は、マレーシア旅行で入手したものを使います。
もし、家に幼い子供がいれば、辛いカレーは嫌がられます。
幼い子供がいないので、辛いカレーを作っても大丈夫です。
奧さんがもう一つ隠し味に使ったのは、1999年に漬けた梅酒です。
この梅酒を瓶から取り出して、隠し味に使いました。
そして、中華の甘味噌の、甜面醤(テンメンジャン)と、ハチミツと、ココナツパウダーを入れました。
なぜ今頃、1999年5月28日に漬けた、三木で採取した梅の実の梅酒を使ったのか。
それは、納屋の片付けをしていた時、梅酒の瓶がいろいろな荷物の下積みになっていたところから出てきたからです。
この梅酒は、17年の古酒です。
きっと美味しいに違いないと思い、カレーの隠し味に使ったらどうかと、頭の中にひらめいたようです。
カレーと一緒に頂くのは、魚のカレーです。
そして、福神漬けの代わりは、旦那さんが漬けた、自家製白菜と、いかなごの釘煮を少しだけ添えました。
朝の内に、晩ご飯の用意をして、それから奧さんは出勤しました。
旦那さんと一緒に帰宅したときには、朝の間に作った晩ご飯がちゃんと用意されていて、登場です。
普段の、子供でも食べられるような甘いカレーではありません。
かといって、食べているとじわっと汗が出るほど、辛い辛いカレーでもありません。
やや辛口の大人の味のカレーでした。
インドに行った時、あちらこちらで、インドのカレーを頂いたことがありますが、それはそれは、辛いカレーでした。
日本人は工夫が得意で、日本風のカレーを作り上げています。
その、日本風のカレーも使っているので、マレーシア風の日本味のカレーとなりました。
2016年3月11日(金)