大阪府立大学大学院経済学研究科 北居明ゼミ
大阪府立大学大学院経済学研究科 北居ゼミで、松葉博雄の研究発表を行いました。
今取り組んでいる研究は、コンタクトレンズ業界全体に関わる従業員の企業組織文化に関する研究をしています。まだ、研究途中ですが、これまでのあらすじを発表しました。
企業組織文化についての調査発表です。今日は、連休の谷間ということで、ちょっと参加者が少ないです。皆さんどこに行っているのでしょうか?ある人は、ヨーロッパ旅行といううわさを聞きました。「いいですね~」ヨーロッパの5月はきっと公園には花が咲き、上着は寒い時の厚手のオーバーから、薄着のシャツに替わって、カラフルな、身軽な軽装で行動できるんでしょうね。
発表の後は、北居明先生からの講評があります。
良かった点と、さらに改善すべき点を指摘してくれます。ゼミに参加した皆さんからも、具体的な質問が出てきます。
色々な会社の経営学的な問題点を調査しようとすれば、それは、個人で言えばお家の台所を覗くようなものなので、なかなか、企業内部に入り、企業秘密に触れることを調べることは難しい問題があります。
どこの企業にも何らかの問題があり、第三者的な目で見れば、ここをこーすれば、あーすればといえるのですが、経営責任者から見るとうまくいかないから、問題であって、その問題点を指摘されても、そう簡単に改善できるのではありません。
たとえば、太りすぎの人に、お腹を指差して、「このお腹が問題ですね」と指摘しても、「そんなことはわかっとる」と嫌な顔をされるようなものです。実に企業の経営学の問題となる研究は難しいのです。
社会人の大学院生には、社会経験があり、研究者を目指す大学院生とは考えの捉え方が違うことがあります。今日のゼミの参加者は、社会経験に基づいた質問となっているので、理論と実践の両方が理解出来てて、話がしやすく思いました。
2006年5月6日(土)