奧さんの手料理を食べながら、振り子現象の行方を案じています。
安倍晋三内閣総理大臣の日本国憲法改正に、父松葉章一から聞かされた戦争の悲惨さを思い出します。 淡路(3)/淡路ブログ/1月7日
奧さんの手料理です。今夜はロールキャベツを作ってくれています。
ロールキャベツを作るときに、春キャベツの柔らかいキャベツの葉を期待していたのですが、暖冬のお陰なのか、成長が著しく、キャベツの葉はすっかり固くなっています。
それなので、かなり長時間ロールキャベツを煮込まないと、キャベツの葉は柔らかくなってくれません。
人間も老化していくと身体が硬くなり、以前は前屈していると両手が床についた柔らかい身体も、今ではあと20cmほどありそうです。
カレイと一緒に炊いているのは、蓮根とネギです。
蓮根も、かなり煮込まないと柔らかくなりません。
出来上がった手料理で、ビールを飲みながら晩ご飯です。
今日一日を振り返ってみると、平穏な一日でした。
この平穏な事こそ、実は最高の幸せなのです。
ビールのお供は、なまこです。
こりこりとして、とても美味しいなまこです。
今、世界情勢をみてみると、各地で局地的な戦争やテロ行為が、平穏な市民生活を脅かしています。
戦闘状態である地域では、きっと平穏な生活を一日も早く望んでいると思います。
テレビでは今年夏の参議院選挙と衆議院の同時選挙の噂が流れています。
安倍晋三内閣総理大臣は、はっきりと、両院で3分の2以上の議席を得て、憲法改正を目指すと、発言しています。
松葉博雄の父の松葉章一は軍医として招集され、フィリピンの戦地に出征しました。
幼い時、その時の戦闘状態について、父からその凄惨な状況を常に聞かされました。
戦争が終わって70年経つと、もうあのときの日本国民全体が苦しんだ戦争を忘れようとしているようです。
内閣総理大臣が憲法改正を望んで、昨年の安保法案を合憲化しようとしているのは、危険な感じです。
カレイの味付けは、うまくいきました。とても美味しいカレイとレンコンの炊き合わせです。
ロールキャベツは、かなり長い時間煮込んだので柔らかくなりました。
暖冬が続くと野菜の値段は下がり、冬物衣料は売れなくなり、当事者としては寒い冬を望むように、平和が続くと、一部の政治家や一部の軍事産業では、戦争を望むようになるのでしょうか?
これまでの日本の歴史でも、振り子のように、右に行きすぎると左に戻りたくなり、左に行きすぎると右に戻りたくなるような、振り子現象が起きています。
さて、今年の夏の選挙は、選挙権が18歳以上になり、これがどのように影響するのか、若い人の考えは憲法改正に賛成するのか反対するのか、多いに関心があります。
2016年1月