神戸北野ホテルで 社員の結婚式と披露宴 晴れたので、屋根がパーッと開きました!
神戸北野ホテルで社員の結婚式と披露宴
披露宴
招待された方々は
一足先に披露宴の会場に入ります。
ご招待の席には、一人一人、
写真に手紙を添えた手作りのカードを置かれていました。
写真を撮ることが趣味なので、
たくさんある写真の中から、
一人一人に似合うような写真を選んで印刷しました。
松葉社長は沖縄が好きなので、
沖縄の波照間島で撮影した写真を採用しました。
この裏にメッセージを書こうという
アイディアを出したのは新婦です。
ひょっとしたら披露宴の間、
遠くからわざわざ来てくださった方々の
全員とお話しができないかもしれないので、
せめてメッセージをプレゼントしようということです。
手書きで全員分をせっせと準備しました。
今日の司会者の方とは
、
10日ほど前に一度打合せをして、
やりたいことや、言って欲しいこと、
紹介して欲しいエピソードなどを伝えてあります。
これを披露宴の間、
随所にちりばめて上手に進行してくださいました。
新郎新婦が着席して式が始まります。
まず冒頭は、主賓として
招かれた松葉博雄の祝辞です。
右の写真は、
「晴れたので、屋根がパーッと開きました!」
と身振り手振りで祝福している様子です。
お天気が一番心配だったのです。
続けて、乾杯の音頭です。
乾杯の合図とともに、
期待の北野ホテルの料理が運ばれてきます。
前菜に始まり、スープ、
野菜料理、魚料理、肉料理と続きます。
披露宴会場のすぐ隣が厨房なので、
できたてのホカホカのお料理が出てきます。
新婦の着ているウエディングドレスは、
中をとてもきつく締め付けられていて、
この食事をとることも
ままならないほどのきつさのようです。
食事の合間に、
来賓の皆様からの祝辞のスピーチが始まります。
そしてしばらくくつろいでいる間に、
花嫁はお色直しのために席を外します。
新郎新婦が席を外している間、
お互いの親戚やご招待の
お客様同士の団らんに移ります。
ビールをそそいで、お酒を飲んで、お話をします。
室内には生演奏の音楽が流れます。
このピアノとバイオリンを演奏してくださる方とも、
好きな曲などを何度かメールやFAXで打ち合わせして、
曲目を決めたのですが、
新郎新婦はほとんど聴くことができませんでした。
松葉社長からは、
ハワイの結婚の曲のリクエストをしました。
新婚旅行はハワイに決めてあるので、
ぴったりの演出でした。ありがとうございます。
お色直しで、新郎新婦の再入場となります。
お色直しが終わって次のドレスに着替えると、
また北野ホテルのあちこちで写真を撮りました。
なかなか皆さんの待つ
披露宴会場に戻ることができません。
いよいよ再入場となると、
各テーブルを回って、
普通ならば、テーブルに置いてある
ろうそくに火をつけて歩く
キャンドルサービスを行うようなのですが、
今回は、新郎がみなさんのテーブルで写真を撮って回りました。
ちょとおかしなアイディアでしたが、
皆さん笑顔で写真に収まってくださいました。
学生時代の友達たちが、
新郎新婦の席に来て、
懐かしい話しをしながらお酒を勧めてくれます。
懐かしい顔を前に、ついつい飲んでしまいました。
おいしそうなデザートが出てきて、
ウエディングケーキが出てきて、
そろそろお料理は終わりのようです。
最後は、新婦から
亡くなったお父さんに向けた手紙を読みます。
持っている手紙を、
横から勝手に読み進めていた新郎は、
花嫁が泣くよりも先にメソメソしてしまいました。
司会者の方との事前の打ち合わせでは、
泣いて泣いてどうしようもなくなったら、
代読してくれることになっていましたが、
なんとか、新郎が読み切ることが出来ました。
2時間少しで披露宴はお開きとなり、
皆さんにご挨拶して、お見送りとなりました。
一人一人の方に、来てくれて
お祝いしてくれたことに対してお礼を述べます。
北野ホテルのスタッフの方が、
最初から最後まで、目立たないよう
背後からアドバイスをくれました。
初めてのことばかりですから、
これは大変助かりました。
おかげさまで、外は気持ちの良い晴天が続いています。
3月の気持ちの良い風は、
ほんのりと花の香りを届けてくれます。
新郎新婦は、籍も入れていて、
既に一緒に住んでいるので、
わざわざ結婚式をやるかどうか
悩んでいたのですが、
病床に着いていた新郎の祖母に、
「結婚式はけじめだから、しなきゃだめだ」
と言われたので、やることにしたのでした。
結婚式をしてみて、
なるほど、年上の人の言うことは
聞いておくものだと思いました。
たくさんの親戚の方や友人にお祝いされて、
職場の方にも「おめでとう」と言ってもらえて、
これだけの方に支えられているのだから頑張ろうと、
改めて気が引き締まる思いをすることができました。
皆さん、お忙しい中、
遠くまで来てくださってありがとうございました。
なによりお天気が良くなって、ほっとしました。