博士論文の審査会に陪席 審査は、 主張は何か 主旨は何か 独自性は何か
主張は何ですかと、尋ねています。兵庫県立大学経営学部 大学院経営学研究科 博士論文の審査に陪席
主張は何ですかと、
主査の安室憲一教授が尋ねています。
兵庫県立大学経営学部 大学院
経営学研究科 博士論文の審査に陪席しました。
兵庫県立大学の旧神戸商大キャンパスで、
経営学部の博士課程後期で学んだ
小西一彦ゼミの同門生の方の、
博士論文の審査会がありました。
修士論文の審査は経験しましたが、
博士論文の審査の席に
出席させていただくのは、初めてです。
どんな雰囲気で行われるのか、
発表者はどんな発表方法なのか、
好奇心と向学のために、
ご案内もいただいたので、
参加させていただきました。
商大キャンパスは、
この時期は講義があまりないのか、
学生の姿はまばらです。
センター試験は終わりましたが、
二次試験はこれからです。
入学試験前と、在学生の期末試験の後で、
つかの間の静かな状況です。
審査会場は、研究1号棟にあります。
主査の先生と、副主査の先生方、
指導教授の小西一彦先生を前に、
今日の博士論文の審査を受ける発表者が座ります。
安室憲一教授は発表の前に、
発表者に対して、学説的な解説は
すでに専門家には承知しているので、
発表については、
第一に「主張は何か」、
第二に「主旨は何か」、
第三に「独自性は何か」を述べてくださいと、言われました。
今日の博士論文のテーマは、
関係性マーケティングに関するテーマです。
およそ30分以内で、
博士論文の主張・主旨・独自性の発表を終え、
60分ぐらいの質疑応答となりました。
多くの著名な教授の前で、
これまで研究してきた研究論文を端的に、
わかりやすく伝えることは、
プレゼンテーション能力が
かなり要求されることが、
実際の現場で肌で感じました。
今日の博士論文の発表を受けて、
主査と副主査の先生方が協議をし、
3月中旬には博士論文としての
結果が出るようです。
2006年2月7日(火)