モンクレール、コールハーン、アルマーニ/神戸元町

ファッションの買い物は苦手です。嫌々奧さんに連れられて、モンクレール、コールハーン、アルマーニ巡りです。 社長ブログ/神戸の生活/旧居留地で買い物

株式格言に、『サマーストックは冬に買うべし』と言われています。

その格言に沿って、冬の防寒服を真夏の8月にモンクレに行って選びます。

8月に今年の新作を選ぶのは松葉博雄だけかと思っていたら、

元町のモンクレのお店は、同じような考えのお客様がいっぱい来ていました。

今なら品揃えも多く、比較的選択肢があるからです。

これが本当に寒くなって12月に行っても、新作はすでに売り切れのようです。

かなり買い慣れた方が多く、

そのたびに接客係の男性が、上客の方に冷たい飲み物を奥から用意して勧めていました。

買い物に行くのが好きでない松葉博雄は、

一度お店に行くと合わせて大丸の付近にあるブランドショップを一気に回るように、

奧さんに背中を押され、しぶしぶついて回っています。

次のお店は靴のコールハーンです。

馴染みになると、ブランド物のお店はこれまでの松葉博雄の買い物履歴をパソコンに入力していて、

それを見ながら、新しい商品を勧めてくれます。

靴の大きさは、長さだけではピッタリ来ません。

足の横幅と、足の甲の高さが影響します。

この三つがぴったり合えば靴は履きやすくなり、

一つでもフィットしなければ、歩くのもしんどくなります。

次は、アルマーニです。

もうここには行きたくないのですが、ここも馴染みの店なので、奧さんに押されてついていきます。

行きたくないというのはお店が嫌いなわけではなくて、

サイズを合わせるために試着をしたり、寸法を測ったり、

あれこれ他の服と組み合わせを考える時に、まるで着せ替え人形のようになることが好きではないのです。

アルマーニは若い人から、年代の高い人までいろいろ揃っているので、

スーツ、ズボン、シャツ、カジュアルスーツなどを、この際まとめて選びました。

アルマーニは、モンクレのように冬物を用意していなくて、今は秋物が揃っています。

比較的お客様は少なく、ゆったりとした状況で服を選べたので、

これでしばらく過ごせそうです。

担当者は勧め上手で、何を着ても、何を試着しても、全てぴったりお似合いですと、上手に勧めてくれます。

そんなはずはないのに、ピッタリですと言われると、決断は早くなります。

今年のズボンは細身で、以前のようにやや太めのだぼっとしたズボンではなくなっています。

ネクタイもそうですが、うんと細いネクタイが、少しずつ幅が広がっていき、

いつかはかなり太い幅のネクタイに行き着くと、また時計の振り子が返るように、細い方へと戻っていきます。

これが流行の元で、いつまでも毎年同じようなデザインを着られると、商売になりません。

去年と差をつけるために、太くなったり、細くなったり、短くなったり、長くなったりの繰り返しです。

特に婦人物は、若い方は極端なハードなデザインに向かうと、次はエレガンスなデザインに戻るというのが、これまでに経験している流行です。

流行は自分が作る物ではなくて、仕掛けた人に乗せられている事がわかります。

2015年8月21日(金)