メニコンの株式上場を記念 さんプラ通信で特集記事 功績のあった加盟店への論功行賞は?
メニコンの株式上場を記念して、さんプラ通信で特集記事を編集しました。メニコンが海外企業に対して、劣位挽回出来たのは、定額会員制メルスプランのおかげです。それを支えたのは、有力加盟店のお陰です。 さんプラ通信 8月号 神戸の社長ブログ
さんプラ通信は、毎月発行です。
2015年8月号は、第42号になりました。
42号の特集は、
メニコン東証・名証、第一部株式上場祝です。
メニコンは、
創業60年以上の老舗のコンタクトメーカーです。
日本のコンタクトレンズメーカーは、
1970年代からのソフトレンズと1990年代からの
使い捨てレンズへの対応が遅れ、
海外企業に対して劣位になっていました。
メニコン、ニチコン、シード、の大手国内メーカー三社は、
懸命な生き残り策を模索してきました。
メニコンは、定額会員制メルスプランに取り組みました。
2001年から、取引先の有力企業へ、
加盟店になるように呼びかけていき、
次第に会員数が増加し、
1995年頃から一旦赤字になった経営状態は、
その後メルスの会員が
損益分岐点を越えるようになってから次第に黒字化し、
とうとう長年の宿願であった、
株式公開が承認されるまで、
業績は回復しています。
メルス会員の約70%は、
メニコンの取引先である加盟店が獲得し、
約30%は直営の店舗で獲得しています。
加盟店の中でも、
メルスに熱心な獲得数上位の加盟店で、
加盟店全体の70%を獲得しています。
株式公開は、私たちの共通目標でした。
このようなメルスの誕生から、
メルス会員110万人突破までの15年間の経過を、
メニコンと一緒になって、
会員獲得活動をしてきた加盟店と、
さんプラザコンタクトレンズにとってみて、
株式公開は共通の目標でした。
メニコンが株式を公開
できるほど業績が回復すれば、
一緒になって頑張ってきた加盟店にも、
きっと論功行賞があると信じていたからです。
しかし、株式公開直前になっても、
加盟店には全く論功行賞の連絡はありませんでした。
論功行賞とは、ストックオプションのことです。
ストックオプションを頂いているのは、
メニコンの田中英成社長以下、
経営者と子会社の人達だけです。
メルスプランは優れたシステムです。
ユーザーの目の健康を考えながら、
価格競争回避しています。
加盟店のオーナーの皆さんは、
今回の論功行賞が無かった事について、
複雑な気持ちを抱いているようですが、
今後の軌道修正を期待したいものです。
2015年7月17日(金)