お昼に焼き肉を食べると、ストレス解消になりますか?
カワハギは肝が美味しく、白身は薄造りで、アラは潮汁になり、捨てる所もありません。カレイは、唐揚げが最高で、油の温度次第では、骨も頭も食べ尽くせます。 淡路での休日(1)
定休日の木曜日に、ストレスを解消する為には、仕事を離れた、非日常的な行動をすることを目標として、今日は少しのんびりとした生活を楽しむことにします。
といっても、格別な事はなく、いつも三宮で食べる食事が、淡路市のこれまで利用したことのないお店になったくらいです。
今日のお昼は焼肉の『力』という店です。少し遅めの昼食だったので、お店に入ると、お昼のラストオーダーは、2時半ですがいいですか?と、念押しされました。
最近、焼肉を食べていなかったので、焼き肉が食べたくなったのです。焼肉と言えば、ビールですが、車の運転があるので、ノンアルコールビールで焼肉を頂きました。
お店の前には、韓国で見たような、道祖神が看板代わりに立っています。多分、コピーだと思います。
近所を散歩していると、永山さんが畑仕事をしていたので、声をかけて畑を見せてもらいました。
今はエンドウが実っています。これだけで、一家では食べきれないほどの沢山のエンドウの収穫ができています。
持って行きなさいと言われたので、奥さんは喜んで、エンドウのサヤの収穫を楽しんでいます。これは、卵とじにいいのかなと、考えながら採取しています。
松葉博雄がお願いしたのは、南アフリカ共和国のケープタウン岬を原産地とする、フリージアの花です。フリージアは、どこからか球根が飛んできて、永山さんの畑に自生したそうです。
どんどん増えて、生命力の強い花です。スコップで球根を掘り出して、松葉博雄にプレゼントしてくれました。
夜は『かつみ』です。かつみは元々JR摂津本山で営業していたので、阪神淡路大震災前は、子供達を連れて、かつみのお店を度々利用していました。
体調管理の為、しばらくビールをやめることにして、代わりにノンアルコールビールを注文すると、かつみの女将さんは、気持ちだけでもと、よく冷えたビアジョッキを持って来てくれました。
350mlのノンアルコール缶ビールを、中ジョッキに移し替えると、ちょうどビアジョッキ一杯分でした。
かつみで注文したのは、生け簀の中で泳いでいるカワハギの薄造りです。いけすから取り出すと、すぐに絞めて、その後、氷水に漬けて、身を引き締めていました。
かつみの主人に、写真を撮らせて下さいとお断りをして写真をとっていると、そんなに、写すほどいいもんじゃないですよと、ご謙遜です。
かつみのお通しはいつも楽しみです。今日のお通しは、いかなごの味噌和えです。
お通しを頂いている間に、早くもカワハギの薄造りが出来ました。薄造りも楽しみですが、お目当てはカワハギの肝です。
ここは、夫婦でもぴったりと二分して、多い少ないが争いとならないように、箸で二等分して、カワハギの肝を頂きます。
次の注文は、カレイの唐揚げです。JR本山駅の時代から、家族皆がこのかつみの鰈の唐揚げが好きです。鰈の唐揚げの器の下には、春雨を唐揚げにして、敷いています。
それが、梱包材料に使う、発泡スチロールによく似ていて、最初はこの春雨の唐揚げが食べられる物と信じられなかったことがあります。
カワハギの薄造りを作った後は、アラで、お吸い物を作ってくれました。尋ねられたのは、お吸い物がいいですか?味噌汁がいいですか?という選択でした。
塩分を控えるために、味噌汁より、お吸い物の方が、塩分が少ないと思っていましたが、松葉博雄の奥さんが言うことには、魚のお吸い物を造る時は、塩分を相当使うので、隠れた塩にご注意!という事でした。
2015年4月16日(木)