竹原市の町並み保存地区は、NHKの連続テレビ小説「マッサン」 の影響で、大賑わいです。
道の駅たけはらでは、ザボン、ゆでだこ、ちりめん、鯛のあら、魚の一夜干し、舞茸、広島菜などを買いました。 広島(2)
お墓参りに行く日です。あいにくの大雨で、三原市から竹原市へ抜ける、峠の途中は、見通しが悪くなるほど、雨が強く降っています。
こんな日に、どうしてお墓参りの予定を組んだのか、反省してみると、お天気のことはほとんど気にしていなかったのです。気にしたのは、お彼岸に入ったことだけです。
竹原市には、火力発電所がありました。火力発電所の前を通ると、ここに、ヤシガニ会の会長が勤務しているので、ちょっと声を掛けたい所ですが、先を急ぐので通過です。
向こうに見える島も、沖を航行する船も、霧の中にぼんやり霞んでいます。
雨の降る日は、気持ちが塞いでしまいます。何も悪いことが起きたのではないのですが、何となく、気持ちがすっきりしない、霧の中を進む、迷った人生のようです。
竹原の道の駅に寄って、お墓参りに使う花とか、神戸に帰って食べる食材を購入します。
竹原地区は、周りの島から集まるみかんが多く、中でも珍しいのは、長崎名物のザボンがありました。
ザボンは、一つの玉が、大きいのだと一個2000円くらいします。一番大きいザボンを選びました。小さい玉だと、500円くらいからあります。
竹原の街並みは、小京都ともいわれ、昔の文化を伝えています。
春爛漫の三月は、雛人形を、町屋で飾っていて、各家の雛人形巡りが、催されています。
道の駅で、買いたくなったのは、この地域の魚です。鯛のアラは、てんこ盛りで650円です。これを買って帰って、自宅で鯛のあら炊きをします。
竹原産のゆでだこです。出品しているのは、有限会社丹下魚店です。
一番立派な蛸は、2000円でした。買って、帰って食べてみると、保存のための塩がとても強く、とてもこのままでは食べられませんでした。
買ったときは、そんなことは分からないので、後の祭りです。これからのことを考えれば、丹下魚店は、タコの塩加減をしてほしいと思います。
竹原は、竹が付くということで、街並には竹を植え、たけのこなども、名産品として、売られています。
竹原のお酒の文化を伝える、奈良漬けもあります。瀬戸内海のアナゴもあります。
舞茸と、広島菜も、買いました。
NHKの朝の連続テレビ小説ドラマは、「マッサン」です。松葉博雄は、マッサンを一度も見たことはありませんが、奥さんは、熱心なファンです。
竹原市は、NHKの連続テレビ小説のおかげで、町おこしが出来ています。
以前に、竹原市の街並保存地区や、酒屋さんを訪ねたときは、今のような人気がある時代ではなかったので、ゆっくり見ることができました。
元からある価値に気付かなくて、テレビで紹介されると、そうだそうだと、興味を持つ傾向は、これまで幾度も経験しています。しかし、大抵は、一時の熱は、ゆっくりと醒めていきます。
2015年3月19日(木)