18歳選挙権と、いくらの軍艦巻きと、梅にも春の地唄とで、昔のことを思い出させられるようなことばかりです。
『もしやと思う恋の慾』とは、どんな慾でしょうか?
日本も他国と同じように、
選挙権を得る年齢を、引き下げることになりました。
これまで20歳からの選挙権は、
次の国政選挙から、18歳に引き下げられるそうです。
松葉博雄が初めて選挙権を得て、
投票所に行ったのは、
学生時代の参議院選挙が初めての投票でした。
そんな、初めての選挙権更新の時の事を思い出しながら、
今夜は回転寿司で買った、
持ち帰りようのお寿司を、
奥さんと一緒に頂いています。
頃合いは、2月の下旬に入る頃です。
もう、梅の花が咲き進んでいます。
一輪一輪で気温が上がってることが実感してきます。
松葉博雄が選挙権を初めて行使したころは、
にぎり寿司にはいくらの握りはありませんでした。
イクラがにぎり寿司の中に登場してきたのは、
いつ頃からでしょうか?
それは、冷凍技術の発達があったころからです。
鮭の卵を保存して、
いつでも寿司ネタに使えるようになったのは、
保存技術のイノベーションが起きているからです。
こうして、18歳の選挙権と、
いくらの軍艦巻きを重ねて考えると、
松葉博雄が初めて選挙権を行使したときと、
松葉博雄が初めてイクラの軍艦巻きを食べた時のことを、
重ねて考えてしまいます。
そんな事を、奥さんと持ち帰り寿司を食べながら話していると、
奥さんは、花より団子というように、
そんな話よりは、
今五分咲きの梅の花見をしたほうがいいんじゃないのと、
ライトアップした梅を見るように勧めてくれました。
確かに、綺麗に紅梅が咲いています。
お昼なら、この梅の蜜を求めて、
ウグイスがやってきています。
もう一つ、思い出すのは、
松葉登美子母が、三味線を趣味にしていて、
春になって、梅が咲く頃に、
三味線を弾いて、歌っていた地唄です。
梅にも春の色添えて 若水汲みか車井戸
音もせわしき鳥追いや 朝日に繁き人影を
もしやと思う恋の慾 遠音神楽や数取りの
待つ辻占や鼠啼き 逢うて嬉しき酒機嫌 (
濃い茶が出来たらあがりゃんせ)
朝日をうけてお正月の人の往来がはげしい・・
その中に・・・もしかしたら・・・
あの愛しい人かと見まがう姿・・・
文章にして読んでも、なかなか難しい内容ですが、
松葉登美子母が、声をだして歌っていた、
唄の意味が、ある程度の年代になって、
やっと少しずつ分かってきました。
だんだんと、昔のことを思い出すような
年代に入ってきたことを実感します。
2015年2月18日(水)