菊池浩史さん、山﨑真嗣さん、家永秀則さんと、サイゼリアで、明石芳彦先生のゼミの後の反省会です。
なんとかして、何が何でも、まずは査読論文を一本通すことが、博士論文を書くための必要条件です。そのためには、査読論文を通すには、どうするべきか、から取り組むことになります。 大阪市立大学大学院 事業創造研究科 博士課程後期(2)
大阪市立大学大学院、創造都市研究科、博士課程後期の明石芳彦先生のゼミが終わった後、何となく飲み会に移りました。場所は近くのサイゼリアです。
参加者は、今日の発表者の菊池浩史さん、山﨑真嗣さんと、家永秀則さんと、松葉博雄の4名です。
社会人の博士号への挑戦は、働きながらの研究なので、飲み会でもこれまでの社会経験が会話の中によく出てきます。
サイゼリアでは、アサヒスーパードライはありません。ビールはすべてキリンビールです。
まずは、生中の乾杯からスタートです。
ゼミの後の飲み会が楽しみで、初めて社会人大学院に入学した2000年から、ゼミの後は砕けた話が楽しみでした。
今夜も、久しぶりに社会人の研究者の皆さんと、わいわいガヤガヤと弾んだ話が続きます。
ゼミの発表の時に気になった、出来るだけ早く査読論文を通す助言をしました。
菊池浩史さんは、飲み会の時には、メニューがいつも決まっているのか、注文を取りに来た女性の方が、メニューを指で指しながら、即断即決で注文を終えました。
同じメニューが、全て二皿ずつです。
これから家に帰っても、皆さん晩ご飯がないのか、もう今食べないと晩ご飯が待っていないのか、沢山のメニューを一気に注文しています。
飲みながら、食べながら、まずは喉とお腹を満たして、その後ゼミの反省会をします。
菊池浩史さん山﨑真嗣さんの2人への気がついた事は、ノートに書いています。このノートを見ながら、どんな事に気をつければ良いか、ゆっくり伝えていきます。
この話になると、これまでの食べ方や、飲み方は少し変わってきました。メモをとりながら、話を聞いて、書き留めています。
山﨑真嗣さんの腕を見れば、ここにホクロが三つあります。この三つのほくろを、ボールペンで囲んで、問題意識についての話をします。
なぜ、ここにホクロが三つあるのか、この三つのほくろは、何を意味しているのか、三つのホクロは、これまでの人生の中で、何かを象徴しているような、ホクロ占いはできるのか、と、このように問題をみつけることですよと話しました。
サイゼリアのウインナーは、食べてみると、とても塩っ辛くて、相当な塩分を含んでいます。これは、なぜこんなに塩分を使うのか、と考えると、当然、保存期間を長くするからです。
査読論文を書くためには、査読者が興味を持って、読んで貰えるテーマを探す事です。
アンケートを採って、それを集計して、さらに分析して、集計結果を出すだけであれば、調査会社の電通的な分析になります。
これでは、査読者は興味を持って貰えるか、興味を引きつけるには不十分です。
だんだんビールが進んできます。今夜はジョッキを3杯に抑えるつもりで呑んでいます。
サービス係の女性が、気を利かせてくれて、皆さん一緒の写真をお撮りしましょうか?と、声をかけてくれました。
お願いします。とカメラを渡して写してもらった写真は、このみんなニコニコの写真です。
査読論文の話に戻ります。調査の仕方について、これまでの発表を聞いていると、皆さん片方だけの意見をアンケートに集めています。
それを、売り手と買い手のように、会社と顧客のように、双方向から調査するほうが、より研究が深くなります。
裁判でも、検事と弁護士の意見の双方を聞くことによって、そこから双方の差異が分かってきます。
このように、売り手と買い手の差異を見つけて、そこから問題点をえぐり出し、これが問題だと、問題提起する方法が、電通のような集計報告より、研究としては面白くなってきます。
菊池浩史さんは、ビールから、オーダーをワインに変えました。ワインは、白と、赤の両方を、デカンターで一本ずつ注文しています。このワインは、かなり酔うそうなので、帰宅の途中は、足に来ないように注意です。
1月で学期末になり、4月から新学期が始まります。この2ヵ月の間に、研究を進めて、早く査読論文が書けるように、皆さんにアドバイスをして、今夜の反省会は終わりです。
さて、精算です。かなり呑んで、かなり食べて、それでも1人、2000円で精算できました。サイゼリアが安いのには、何が背後にあるのでしょうか?気になります。
帰り道は、梅田の地下街です。阪急電車に向かう途中で、阪神百貨店の前で、通行人を相手に、ギターを演奏している人がいました。
この演奏を聞くために、何人もの人が、遠巻きにして、演奏を聴いていました。都会の深夜には、こんな光景が毎晩続いているようです。
2015年1月26日(月)